春じゃがいもの栽培②(芽かき・土寄せ・マルチの必要性)

今回の春じゃがいもの栽培は、マルチ無しで挑戦しています。

土寄せや、追肥などをしやすいので、土を露出させておきたかったのです。

そしたら、

ガンガン草生えてくるー!

そして、

仕事が忙しくて、なかなか雑草取りや土寄せできないー。

となりまして、大人しく黒マルチを張っとくべきだったなと、思う今日この頃です。

黒マルチを張るべきだった

黒マルチを張っておけば、雑草はもちろん取らなくても大丈夫ですし、土寄せもしなくてかまいません。

土が雨で流れるのを、マルチビニールが防いでくれるからですね。

じゃがいもが日光に当たってしまう心配もありません。

今年は遅霜にやられてしまいました。

我が住まいの鹿児島県、南国の暖かいイメージがありますが、意外と寒いのです。

マルチには保温効果もありますから、マルチをしておけば、もっと被害を少なくできたのかなと思います。

ただ、少し葉が枯れてはいますが、収穫に問題はないそうです。

じゃがいもにとってダメージはあるとは思いますが、そこまで気にしなくていい。

じゃがいもたちの生命力はパワフルです。

芽かき

じゃがいもの芽はたくさん出てくるものもあります。

芽が沢山出て、栄養が分散してしまうと、実が大きくなりません。

程よくじゃがいもに栄養が行くために、芽を2〜3つ残して、細く発育の悪いものから取り除きましょう。

芽かきのポイントは、埋まっている種芋が動いてしまわないよう、株の根元を左手でしっかりと押さえて、右手で芽を引き抜きます。

じゃがいもがかわいそうな気がしますが、ガンガン取って大丈夫です。

弱るどころか、株はより元気になります。

ちなみに、芽かきをした芽は、他の場所に移植すれば根付いて芋を収穫することができます。

収穫量が増えて、お得です!

土寄せ

じゃがいもは日光に当たると、毒を持ちます。

緑色に変色し、ソラニンやチャコニンという毒を作り出してしまい、食べられなくなってしまうのです。

そんな事にならないように、土を根元に寄せるわけです。

土が根元にたっぷりかけられると、芋がなる場所も増えますから、収量アップも期待できるのです。

この土寄せを、たっぷりしようと思い、マルチをあえて張らなかったわけなのです。

ただ、土寄せする前に草取りをせねばなりません。

忙しい兼業農家には、マルチが必要でした‥

今年は頑張って土寄せします。

せっかくなので、たっぷりと。

追肥

芽かき・草取り・土寄せが終わったら、追肥をします。

カリの多い肥料が、じゃがいものデンプンの質を高めてくれるのだとか。

カリとはカリウムのこと。

草木灰、つまり草や木を焼いた灰を撒けば、カリを多く与えることができる。

ただ、草木灰はアルカリ性の強い肥料になります。

アルカリ土壌では、じゃがいもはそうか病になりやすく、やりすぎには注意が必要です。

無難に、カリの多い化成肥料をまくのも良いかと思います。

‥以上、じゃがいもの世話・管理について書いてきました。

ただ、この作業、

黒マルチを張れば、芽かき以外しなくてかまいません!

(°▽°)

去年は透明マルチを張って作りましたが、雑草が生えて生えて大変でした。

結局、雑草は取りませんでしたが。

今回は実験的に、マルチを張りませんでしたが、この記事を読んだ方は黒マルチを張った方がいいかと思います。

ほぼほったらかしで大丈夫ですから。

来年は、黒マルチを張って、記事を書く予定です。

あとは、収穫を待つばかりです。

5月の終わり頃の収穫を考えています。

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