竹山整備、タケノコ収穫から、いつ竹にするものを判断するのか?

竹山がある方は、タケノコを収穫されていると思いますが、このタケノコ、全部収穫してしまうと竹山のパワーを弱めてしまいます。

新しい竹も作らなければなりません。

いつかのタイミングで、タケノコ掘りをやめて、竹にするタケノコを判断しなければなりません。

今回は、タケノコを竹にする判断のタイミングを書いてみたいと思います。

タケノコが出なくなる時

4月の上旬、タケノコは掘っても掘っても出てくる無限の産物のような気さえします。

しかしながら、いつかは出なくなるタケノコです。

有限なのですね。

出なくなってしまった時、しまったー!竹にするタケノコを確保してなかったー。

となっては困るのです。

タケノコが出なくなるのは、ある日突然です。

その日に備えて、準備を進めておきたいところです。

タケノコを立てる時期

タケノコを収穫していると、ガクンと買取価格が下がってしまう時が来ます。

その時がその時です!

探すのが大変な時期に、せっかく見つけたタケノコをを立ててしまうのはもったいないですね。

1つ何百円かしますから、その時期には収穫してしまいましょう。

買取価格がガクンと下がって、タケノコ1つが二足三文で取引される時、残念ながらその時になったら収穫を一度やめます。

立てる竹は、細めの竹が良いとされていますので、小さめのタケノコを育てましょう。

立てる竹を厳選する

一度収穫をやめて、タケノコを育て始めると、出でほしくない場所にも生えてきたりします。

出てほしくない場所

・通路の真ん中

・出入り口付近

・焼き場付近

・竹の密集した場所

など、出てほしくないところのタケノコは収穫します。

あと、太すぎるタケノコも収穫です。

太すぎるタケノコを立ててしまうと、次の世代のタケノコの直径が太くなってしまい、品質が下がりますから、収穫した方がいいです。

太いタケノコは、調理しづらいですから。

竹の密度は、両手を広げて歩ける程度

タケノコを収穫する竹山は、竹の密度はかなりスカスカで大丈夫だそうです。

かなりスカスカというと、両手を広げて歩ける程度。

一輪車を自由に押して歩ける程度だそうです。

スカスカになれば、風の通りが良くなり、日光が地面まで届くため、タケノコの生え始める時期が早くなる。

竹を切ることも、竹山に刺激になりますから、どんどん切ってしまった方がいいそうです。

手入れをしていない竹山は、竹が密集してしまっています。

竹も太い竹になりがちですから、太くて大きな竹が生えてきてしまいます。

竹山は太すぎない竹がスカスカの状態で立っているのが、いい竹山であると言えます。

まとめ

という事で、タケノコの値段がガクンと下がってしまったタイミングで、収穫を一度やめて様子を見ましょう。

情報によっては、最盛期の1週間前に、など、いろいろと言われていますが、私は売値が下がってからでいいと思います。

早い時期には、貴重なタケノコですから。値崩れしてからでいいと思います。

ただ、思うところにタケノコがもう出てこない可能性があるのも確かです。

絶対に立てたい場所があるならば、値崩れを待たずに竹を立てる必要はあるかと思います。

臨機応変に、立てる竹を考えながら収穫する姿勢は大切かと。

タケノコは健全な竹山の副産物です。

日当たり、風通しの良い環境を作り、肥料を適宜やってあげて、良いタケノコを収穫できるものだと思います。

頑張って、良い竹山に仕上げていきましょう。

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