タケノコのアクのぬき方。失敗しないタケノコ下処理のコツとは?

孟宗竹のタケノコは、アク抜きしなければ食べられません。

ただ、このアク抜き、うまくやらないとあんまり抜けてはくれません。

エグみが残ったタケノコは、せっかく料理をしても食べられたもんじゃありません。

コールさんちでは、何度かの失敗を経て、美味しくアクが抜けるようになったので記事にしてみます。

新鮮さが命

タケノコは、収穫してからすぐに茹でてアク抜きをするのが良いとされています。

タケノコは収穫した直後から、どんどんアクが出て、強くなっていくのだそう。

しかし、収穫してから、すぐに茹でるなんてタケノコ山を持っているコールさんちでも難しいのが現実。

ですから、タケノコは手に入ったらできるだけ早めに茹でるようにすることが大切です。

タンサンか米ぬかを入れて茹でる

水で茹でるだけではアクは抜けません。

タンサンか米ぬかを混ぜたお湯で茹でるわけです。

コールさんちでは、タンサンを近くのドラッグストアで購入して使っています。

米ぬかでも大丈夫ですし、米のとぎ汁でもOK。

無洗米はヌカがついてないのでダメです。

しかし、タンサンはそんなに高いものではありませんし、アクの強い食材のアク抜きに使えますから、1つあったら重宝します。

掃除にも使えますしね。

タンサンの量は?

タンサンの量は1リットルの水に対し小さじ軽く一杯、2gほど。

多く入れ過ぎると、柔らかくなり過ぎてしまうので適量を守りましょう。

皮をむくか、むかずに茹でるか?

皮をむく方法と、むかずに茹でてから一気にむく方法があります。

両方やった私がオススメするのは、皮をむかずに茹でる方法。

茹でてからツルッとむくと、気持ち良くむけていい感じです。

むいてから茹でても大丈夫です。

味は、私には正直あまり変わらないように感じます。

茹で方

水からでもお湯からでも大丈夫です。

下処理したタケノコを入れて、タケノコが浸るまで水量を増します。

時間は1時間が目安です。

沸騰するまでは強火で、沸騰したらふつふつする程度の中弱火でじっくりと煮ていきます。

強火で一気に茹でるわけではなく、アクを抜きのため、じわじわと火を入れます。

あくまでもアク抜きが目的ですから、じっくりとアクをすくって取り除きながら茹でていきます。

1時間経ったら火を止め、そのまま冷まします。

火を止めてからもアクは抜け続けますから、そのままお湯に浸し続けます。

しばらくして、しっかり冷ましたら、水を替えて水にタケノコを浸し続けます。

水につけ続けた方がアクが抜けていくようです。

できれば水に丸一日浸すと、アクがスッキリ抜けていきます。

時間が無い場合は、すぐに調理しても大丈夫ですがアクが残る可能性があります。

水につける時間を長く持ちましょう。

アクが気になる方は

タケノコだけを食べると、どうしてもアクが気になる場合があります。

そんな時はタケノコを小さく切って他のものと一緒に食べる料理にすると、気にならなくなります。

個人的にオススメなのは、タケノコご飯が香り豊かで美味しく、アクも気になりません。

アクが気になる方は一度タケノコご飯をお試しください。

いつまでに食べたらいい?

賞味期限は冷蔵庫の中であれば1週間ほど、と言われています。

水は腐りますから、まめに新しい水と交換した方がいいですね。

水を交換しながら冷蔵庫で1週間。

しかし、できればすぐに食べてしまった方がいいですね。

どうしても食べきれないなら、一口サイズにスライスして、よく水気を切ってフリーザーバッグに入れて冷凍すれば、1ヶ月はもちます。

まとめ

タケノコのアク抜き、と聞くと難しそうな印象がありますが、実際はそんなに難しくはありません。

米のとぎ汁かタンサン(重曹)があれば大丈夫。

あとは小1時間煮て、水にしばらくつけていればアクは抜けます。

香り豊かで美味しい食材のタケノコ、アクをキチンと抜いて美味しく食べてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。