2021年に2年目の稲作をしたコールです!
今年の私の地域、鹿児島県さつま町は2021年、台風被害もなく豊作でした。
そして、今年から手に入れた新兵器のバインダー!こいつで楽々稲刈りするつもりでいました。
がしかし、バインダーの予習不足で、ヒモの通し方が分からず、無駄に時間を浪費したのはもったいなかった。
バインダーを使用して稲刈りをする方の参考になればと記事にしてみますね。
ヒモの通し方は半自動
バインダーの本体にシールで説明されているのですが、最後まで書いてないように見えます。
ここから、こう通して、この先は?
みたいに書かれていないのです。
それもそのはず、シールで書いてある通りに通した後は、そのまま稲刈りをすればOKなのです。
1回目は結束せずそのまま藁が排出されますが、それによって自動でその先のヒモを切って結束する機構の場所に通されます。
2回目に藁が排出されると、結束されて出てきます。
この説明さえあれば、ヒモ通しは簡単なのが理解できるかと思います。
田んぼで立ち往生1時間
前記のことが分かっていればなんて事ないバインダーのヒモ通し。
しかし、わからずにいたので一時間ほどバインダーと格闘していました。
しかも、ヒモを切る機構の部分にヒモが絡まり、それを取り除くのにも苦労しました。
何年も使わずに置いておかれていた状態だったので、最初に試し刈りをしてからどんどん刈ればよかったのだと思います。
それができずに、ガッツり詰まってしまってからの対応だったので苦労しました。
このヒモの詰まりを取るのには、先のとがったペンチ(ラジオペンチ)があると便利ですし早いです。
それから、マイナスドライバーで、こじ開けながらヒモの詰まりをとるので、これも必須です。
バインダーを使う際にはラジオペンチとマイナスドライバーは準備しておいた方が良さそうです。
いろいろ調べて、半自動のヒモ通しと気づく
ミシンを思い出すと分かると思いますが、ミシンの下糸と上糸は、1回針を下ろすと下糸を引っ張ってきてくれますよね。
その感覚に近い気がしました。
バインダーのヒモ通し。
シールに書いてある通りに通して、後は稲を刈ってしまえば自動的に紐が通る。
その後はスムーズに稲刈りは進みました。
事前にヒモを通す練習をしておく
バインダーにしろ、田植え機にしろ、ハーベスターにしろ、米関係の機械は練習がしにくい。
田植え機は、譲り受けてから本番まで、シュミレーションはしましたが、実際に植えてみないと分からない。
田植え機はぐちょぐちょの田んぼの中で植えていくのには、コンクリートの上でシュミレーションしただけではうまく植えられませんでした。
しかし、バインダーなら、稲刈りは田んぼでないとできませんが、ヒモ通しなら事前に練習可能です。
これは、初バインダーの人は必ずやっておいた方がいい。
棒があれば可能です!
まとめ
バインダーをよく調べることなく稲刈りにチャレンジしたコールは、バインダーのヒモ通しに時間を浪費するという失敗をしました。
結果的には1日で稲刈りを終えられてホッとしましたが、事前の準備不足は否めません。
実際に稲をバインダーで刈ることは事前にはできませんが、ヒモ通しの予習はしておきましょう。
私のようにならないように。
備えあれば憂なし。ですね。
以上、バインダーのヒモの通し方でした。