車のオイル交換を一度はドレンボルトを取り外して、チャレンジしました。
結構大変だったり、ドレンパッキンを毎回新しいものと交換したり、とやるべき事は多くて素人には大変な作業です。
そんなオイル交換、実は上からオイルを手動ポンプで抜いて、楽々交換できる装置があるのです。
今回は、その上からオイルを抜ける装置を使ってオイル交換を自分でやってみました。
オイルを上から抜く装置を購入
オイルを抜く装置も、色々とあります。
今回は3,000円の手動式オイルチェンジャーで挑戦しています。
本体3,087円+送料700円=3,787円
オイル交換を何度かしたら元は取れるかなと、思って購入。
結論から言いますと
オイルチェンジャーを使ってオイル交換したら、とっても簡単にオイル交換できます。
まずスパナなどの工具が要りませんから、あっという間にオイルを抜いて、抜いた量のオイルを入れればいいので簡単です。
慣れれば15分でいけます。
が、しかし、オイルを全て抜くことはできないですね。
今回は2台のオイルを交換しました。
スバル・サンバーはオイルチェンジャーで2.2リットル抜くことができました。
しかしながら、本来は2.4リットル抜けるそうですから、0.2リットルは残っている計算です。
ニッサン・セレナはオイルチェンジャーで2.7リットル抜くことができました。
本来は3.6リットル抜けるそうなので、0.9リットルも残っている計算です。
サンバー90%
セレナ75%
オイルを入れ替えられた計算になります。
100%古いオイルを新しいオイルと交換できるわけではない、というのが上から抜くオイルチェンジャーの限界ということですね。
メリット
デメリットから書きましたが、メリットとしては、素人でも簡単に取り組める点です。
オイル交換だけなら、特別な工具は必要ありません。
オイルチェンジャーとオイルジョッキ、新しいオイルがあれば交換できます。
そして何より、時間がかかりません。
慣れれば、15分で本当にいけます。
そのくらい作業の量は少ないですね。抜き取って、新しいオイルを注ぐだけですから。
ただ、全部のオイルを替えられたわけではないので、不完全燃焼感は大いにあります。
オイル交換手順
まずは、アイドリングしてオイルを温めます。
オイルが温まらないと、ねばりが強く抜けにくいのです。
しかし、温め過ぎてオイルが熱くなると、オイルチェンジャーはプラスチック製ですから、変形してしまう可能性があります。
アイドリングは夏場は1〜2分、冬場は3〜4分と説明書に書かれていました。短めにオイルを軽く温めましょう。
説明書が付属してますので、説明書通りすれば問題ありません。
オイルチェンジャーのホースをどこに入れてオイルを抜くのかというと、オイルを注ぐこの穴ではありません。
オイルの適量を測るオイルレベルゲージの挿さっている穴にオイルレベルゲージを抜いてホースを挿入します。
この装置で抜いた分量の新しいオイルを注入すれば良いということです。
ですから、抜いた量の古オイルが何mlなのか、測る必要があります。
くれぐれもオイルを入れすぎないようにするのがポイントですね。
もし、入れすぎてしまったら、古オイルと混ざってしまっているので、捨てるしかなくなります。
古オイルをジョッキに入れなおして、量を測ります。
これは、一応新しいオイルなのですが、ジョッキ内に付着した古オイルと混ざるだけで、ここまで黒くなります。
なので、車の中のオイルは尚更黒くなっているという事ですね。
今後のオイル交換を検討
簡単なのはオイルチェンジャー、確実なのはドレンボルトを抜いて廃油して交換する方法。
2回に1回はオイルエレメントを交換しないといけませんからオイルエレメントを交換するタイミングで、ドレンボルトを抜いてオイル交換しようかと思います。
なので、オイル交換だけの時には、手を抜いてオイルチェンジャーで交換しようかなと。
オイルチェンジャー、全部オイルを抜くことができたら良いモノかと思いますが、セレナに関しては、1リットルもの残油が生じてしまいますから、オイル交換の意味があるかどうか分からないです。
まとめ
簡単に車のオイル交換ができるオイルチェンジャー。
やらないよりはマシ。レベルかなと。
こまめにオイル交換をすれば、良いのかもしれませんが、オイルエレメントの交換を考えると、オイルチェンジャーだけでは不十分ですね。
という事で、コール的には買わなくても良いかもです。