山の整備や木を切るのに欠かせないチェンソー。
しかし、時々しか使わないのもチェンソー。
2年ほど、そのまま置いておいたチェンソーを久しぶりに使ってみたら、プシュプシュとエンジンをかける時に使うポンプが割れてしまいました。
修理をお店にお願いするのは簡単ですが、お金をかけないでチェンソーを復活させたい!
今回はこの、プライマリーポンプの修理に挑戦しています。
しゅぽしゅぽ のポンプ
そもそも、このポンプの名前すら知らない状態でしたから、この名前を調べるところから始めました。
プライマリーポンプ
プライミングポンプやプライマーポンプと呼ばれることもあるそうです。
このポンプ、エンジンの始動前にしゅぽしゅぽとやってからエンジンをかけますが、しゅぽしゅぽすることで、燃料をキャブレターの方へ送りエンジンをかかりやすくする機能があります。
エンジンをかける助けをするポンプなのですね。
ということは、プライマリーポンプが無いとエンジンがかかりにくいだけで、かかることはかかるのです。
壊れやすい部品
性質上、柔らかい素材で燃料に触れる部分でもありますから、変質しやすく、亀裂などが入りやすい部分だそうです。
購入から11年が経過していますから、さすがに寿命でしょう。
交換することにしました。
メーカーやサイズがたくさん!
一口にプライマリーポンプと言っても、多種多様なものがあります。
今回の交換は、まずプライマリーポンプを取り外して、ポンプのみ交換すれば良いのか、じっくりポンプを観察してみました。
どうやら、これ以上分解できない様です。
この感じの交換用ポンプを探してみました。
到着!
Amazonさんで680円でした。
サイズ感はバッチリですが、ちょっぴり違う。
さて、しっかり交換できるか?!
取り付けの際、ゴムチューブの管をバネで留めてあるのですが、ここを空気と燃料が行き来しますから、しっかり留めることが肝心!
ペンチでチューブを引き出しながら、しっかり留めて装着しました。
マイナスドライバーを上手く使いながら装着すると、上手くいきましたよ!
交換終了して、しゅぽしゅぽした感じはいいですが燃料が上がって来ない。
通常はしゅぽしゅぽすると、ポンプの内部に燃料が上がってくるのですが、新しいポンプには上がってきません。
大丈夫か?
でも、エンジンはかかりました。
その後、たくさんしゅぽしゅぽすると、無事に燃料が上がってきました。
ただ、燃料が上がってくる量は少ないです。
まぁエンジンをかけやすくするための部品ですから、かかればOKということで。
まとめ
自分で修理すると、壊す可能性もあるのですが、その機械に詳しくなる機会でもあります。
可能な範囲で自力修理に取り組むことをお勧めします!
バラしてしまって元どおりにできなくなると大変ですから、バラす前に写真を撮っておくと役立ちます。
今回の交換は680円でできました。
追記
やっぱり、たまにしか使わないチェンソー。
たまにしか使わないので、本当にエンジンをかけるのに苦労します。
そこでコールはチェンソーを新調しました。それも、コード式チェンソー。
このチェンソー、DIYの人には最高の代物です。
エンジンかける必要がありません!コンセントにさせばいつでもすぐに使えます!
混合油の調達も必要ありません。ただ、チェンソーオイルを入れて使うだけ!
プライマリポンプの修理もいいですが、こちらのチェンソーを買ってしまうほうがストレスは無くなるかと思います。
価格も、一万円で二千円ほどお釣り来ますから!
木を切るDIY。8,000円チェンソーが素人の私にピッタリの件