インゲンとトウモロコシのコンパニオンプランツの実際

トウモロコシの茎に、インゲンのツルを這わせて栽培するというコンパニオンプランツの両者。

実際に挑戦してみた結果、ボロボロに失敗した私の経験を記事にしてみたいと思います。

植えるタイミングをずらさないといけない両者

トウモロコシの茎が、上に背が高くなるまで少し時間がかかります。

そして、インゲンのツルはすぐにみるみる伸びていきます。

トウモロコシとインゲンを同時に植えると、インゲンの方が生育が早いため、トウモロコシの木に這わせて大きくすることが難しくなります。

ということで、トウモロコシの播種を先に行い、トウモロコシの成長を見計らってインゲンの種を蒔いてコンパニオンプランツとして栽培します。

このタイミングは、初心者にはかなり難しく、難易度の高いコンパニオンプランツと言えるでしょう。

そもそもトウモロコシの栽培が難しい

全然ボロボロで、トウモロコシもインゲンも1つも収穫できませんでしたから、何が悪かったという記事にも出来ませんが。

トウモロコシの茎に這わせてインゲンの栽培をするということなのですが、そもそもトウモロコシの栽培自体に失敗していますので、元も子もないわけです。

このコンパニオンプランツの場合、トウモロコシの栽培が主。

インゲンの栽培は二の次のですね。

まずは、トウモロコシの栽培に主眼を置いて、トウモロコシがしっかり育ってきた後にインゲンの栽培を考えてみる。というのが良いかもしれません。

トウモロコシには虫がつきやすく、その虫もついているのか、いないのか分かりにくい実の内部につきますから、トウモロコシの栽培はコツというか慣れが必要です。

コンパニオンプランツは良かったり悪かったりが実際

コンパニオンプランツというものを知り、実際に試してきた結果、良かったり悪かったりが実際だと思います。

コンパニオンプランツ1年生ですから、まだまだこれからなのですが、コンパニオンプランツさえやっておけば、農業は楽勝!

というほどのものではない。と思います。

やはり殺菌剤や殺虫剤などの農薬は、うまく使わなければいけませんし、肥料も適宜やっていかなければいけません。

そんな中で、一緒に育てて共に良い関係を作っていける作物を育てて、同じ畑で2種類の作物を収穫できたらラッキーだな。

という感じで、コンパニオンプランツを続けていきたいと思います。

コンパニオンプランツは欲張り過ぎない

今回の失敗は、トウモロコシもインゲンも両方とも一緒くらい収穫したいと欲張った結果、共倒れして1つも収穫できなかったわけです。

主となる作物を決めて、あくまでもその補助と考えてコンパニオンプランツを植えるのが良いです。

株の数は作物にもよりますが、5:1〜10:1程度が良いかと思います。

その補助のコンパニオンプランツは、収穫を目指すというよりは、存在してくれたらOK程度で。

コンパニオンプランツの良いところは、減虫・減農薬・減肥の効果があるところです。

コンパニオンプランツとして植えた作物の出来は、よくできるものもありますが、6割ほどのできにとどまるものも多いようです。

あくまでもコンパニオンプランツの目的は、いい作物を収穫するのではなく、主になる作物をよく育てるためのモノなのだと割り切って栽培することが大切です。

両方ともたくさん収穫しようと思って欲張れば、両方とも収穫できない事態になりかねません。

トウモロコシとインゲンのコンパニオンプランツまとめ

話が逸れましたが、トウモロコシとインゲンのコンパニオンプランツは、まずトウモロコシをしっかり育ててからコンパニオンプランツを考えるという感じが良いかもしれません。

トウモロコシにはアワノメイガという虫がつきやすく、今回の栽培でもメタメタにされました。

インゲンにはこの、アワノメイガを遠ざける効果があります。

しかしコンパニオンプランツは100%を約束するものではありません。農薬も準備しつつインゲンの栽培も試してみる感じが良さそうです。

いずれにせよ、トウモロコシの栽培は難しく、虫の被害に遭いやすいです。

トウモロコシの栽培がある程度キチンとできるようになってから、コンパニオンプランツを試してみるという感じが良いかもしれませんね。

以上、コール畑からお送りしました。