【旅話6】自転車旅行は恋できないぜ。恋など旅に必要ない話。

旅は道連れ、世は情け。

などという言葉がありますが、旅に出会いはつきものです。

また、旅先での出会いなんて、ドラマティックなものですから、恋に落ちやすいのも分かります。

しかし、私は自転車で旅してましたから、んまー、恋とは程遠い。

自転車旅行は、旅のペースが人と違う。

バックパッカーは、女の子も多くて、旅中に付き合いましたー。

なんて人たちも多いです。

今回は、世界旅行の恋愛事情を書いてみたいと思います。

旅中に恋愛はしない方がいいと思う。

別に、俺がモテないから悔しくて言ってるわけでは無くて、です。

旅中に出会うのは、結婚相手ではないと思う。

という持論です。

結婚は「ご近所婚」に限るなー。と思います。

実体験談。お互いに幸せです。親の近くに住むというのは。

旅中に出会う人は、遠いところに住んでいる人だと思います。

遠いところに住んでいる人と結婚することが悪いというわけではありませんが、大変だというのは事実です。

円満な結婚は、「ご近所婚」が1番だと思います。

あくまでも持論です。

自転車旅行は出会うのは男ばかり

チャリダー(自転車旅行者)は男が圧倒的に多い。

女性の力では、パンパンに荷物を積んだ自転車を扱うのは難しい。

実際に女性のチャリダーを見たことがありますが、荷物を積んだ自転車を扱うのは大変そうでした。

チャリダーは女性には難しい旅スタイルと言えます。

ということで、男ばかりの世界です。自転車。

出会うのも男が多く、恋とは無縁。

楽しい男組です。

たまに、日本人宿で話の合うバックパッカーの女性と出会ったりしても、バックパッカーはすぐに次の都市へ行ってしまいます。

自転車で追いつけるような速度ではありません。

バックパッカーとチャリダー、旅のペースが違いすぎて、一緒に旅はできません。

旅中にカップルを見ると羨ましくなる

1人、過酷な状況の中、自転車移動を続けていると、ふと、バスで仲良く移動しているカップルなんか見ると羨ましくなります。

砂を噛むようなチャリダーとカップルで旅できるバックパッカー。

(バックパッカーを悪く言うつもりはありません。)

しかしそれは、旅の目的が違います。

でも正直なところ、羨ましい限りです。

男女関係はもつれたりする

これは、旅中に限ったことではなく、世界中のどこででも転がっている話です。

男女関係は、嫉妬や浮気、愛人や二股など、様々な言葉が存在し、旅の浮かれた気分から、様々な事が生じている様です。

何をしたくて旅してるのか分からなくなるような状態になったりもします。

思わぬ事件に発展し、巻き込まれたりもします。

旅の目的はなんですか?

恋愛は旅の後でもできると思います。

自転車旅行は恋しなくて済むと思えばいい

そんな面倒な面を含む男女関係は、自転車旅行では、ほぼ無縁です。

旅の目的は、人それぞれあると思いますが、

「結婚相手を探しに来た!」

という人はいないのではないかと思います。

やはり、旅の目的をはっきりさせ、色恋に染まらない事が、旅を充実させるのではないでしょうか。

旅の恋に、良いことはありません。

それでも恋したい人に

それでも旅中の恋も旅の一部だ!

という人もいると思います。

旅の恋に反対派の私は、アドバイス的なものはありませんが、付き合わない方が良いと思います。

恋は恋として、別にその先の「契約」に進まなければ良いと思います。

恋とは「感情」だったりもしますので、抑えようと思ってもそうはいかないものだったりもします。

その気持ちはそのまま受け入れて、楽しめばいい。

「付き合ってほしい」

と、言われたら、「日本に帰ってから」と言いましょう。

旅中に付き合った人の9割以上が「別れ」ている事実があります。

やはり、旅中の非現実と、日本に帰ってから待っている現実が噛み合わないのだと思います。

そんな悲しい未来が待っているのであれば、付き合ったりしない方が美しい思い出でいられると思いませんか?

旅を振り返ってみると、そういった、健全で爽やかな関係の方が、美しい思い出になると思います。

恋愛は、日本に帰ってから、思う存分楽しんでください。

旅を楽しめるのは、旅のときだけです。

まとめ

チャリダーの恋と無縁の世界と、バックパッカーのカップルを見たときの羨ましさ。

しかし、旅のときには旅に集中して楽しんだ方がいいという記事でした。

恋愛は時として、何よりも楽しく、何よりも美しいものです。

しかしその強い光は、旅という滅多にできない経験を台無しにしてしまいかねない恐ろしさを秘めています。

(私はそんな事はありませんでしたけど。)

旅中に、旅に集中して楽しむ事は、とても大切なことです。

恋愛とは無縁のチャリダーは、バックパッカーのカップルを見ても、(恋愛なんてめんどくさいことしなくて済む)と心をなだめる。

バックパッカーは、恋愛しそうになっても、日本に帰ってから存分にしようと。

それでも大好きになってしまう人が現れたら、日本に帰ってから付き合ってほしいと、予約を入れてしまいましょう。

大丈夫。旅中の恋愛はほぼほぼうまくいきませんから。

そんな予約は、無かったことになるはずです。

だったら、旅中に大好きな人に出会ったら、大好きなまま、心の引き出しにそっとしまっておくのが一番いい方法かもしれませんよ。

以上、昔旅人のおじさんのアドバイスでした。