旅をしたよ〜！という本やブログは多いですし、得るものが多いよー！というものも多いです。
しかし、得るモノがあれば、失うものも多くあります。
そんな失ったものを今回の記事では紹介したいと思います。
私の2年半の世界旅行で失ったものの数々。
参考になれば幸いです。
【失ったもの1】歯2本
これは1番痛い。一生尾を引く失ったものです。
歯医者は、旅行保険が効かないため、全額自己負担になる。
いくらかかるか分からず恐ろしくて、歯医者に行くことを我慢していた結果、虫歯が神経までやられている状態になりました。
それも2本。
ブラジルにいた時に、ごはんも食べられない状態になって、これはまずい…
となり、歯医者に連れていってください…
と、当時お世話になっていた弓場農場の方に連れて行ってもらったのでした。
確か全部で六万円くらいかかったかなと思います。
海外では特に、歯をしっかり磨きましょう！
【失ったもの2】貯金
旅から帰って、結婚して、新婚当初は蓄えがなかったために苦労しました。
旅は、貯金を使って継続しますから、帰る頃にはスッカラカンなわけです。
スッカラカンでも結婚してくれた妻に感謝しつつ、苦労もさせながら、なんとか結婚生活も5年目。
やっぱりお金が無いと、余裕が無くなりますから、ケンカも多くなります。
それでも、最近は余裕ではありませんが、少しずつ経済的にも良くなり、お金でケンカになるようなことはなくなりました。
貯金があれば、余裕を持って結婚生活もスタートできたと思います。
貯金は、心に余裕を与えてくれる物だと思います。
【失ったもの3】仕事（給料）
長旅をしようとすると、日本の場合は仕事を辞めてスタートするしかありません。
何年も休ませてくれる会社があれば、それは稀有な存在だと思います。
仕事を辞めて、帰ってきてから再就職。
私の場合、資格を持っているので、再就職はスムーズにいきましたが、それでも、収入はガツンと下がりました。
理学療法士の職業柄もあるかもしれませんが、再就職に対する収入の低下は考慮しておいた方が良いでしょう。
再就職は給与が下がります。
【失ったもの4】時間
20代だった旅のスタート時。
帰ってきたら30代。
やや浦島太郎のような感じになりました。
夢のような旅の日々を終え、日本での生活をまたスタートしたら、時間は経っているんだなと感じました。
かけがえの無い日々を過ごした自負はありますが、周りのみんなが結婚して、家庭を持っていて、子供が成長している姿を見ると焦りもありました。
無限にあると思っていた時間は、実は有限で、人生の20分の1くらいの時間は、減っていました。
かけがえの無い時間。と自負していますが、無駄な時間とも言える時間です。
旅なんて生産性はありません。
生産性のない無駄な時間。
ただ、人生においてそんな時間の存在が、かけがえのないものなのかもしれません。
【失ったもの5】満額年金
国民年金の支払いを、海外に住所があれば、免除できます。
支払う事もできますが、私の場合は免除をお願いしました。
月々15000円程の支払いを続けられるほどの余裕は旅中には無い。
しかし、老後のことを考えると、年金は重要です。
社会的な部分でも、厚生年金にかかってない期間ができたりと、様々なデメリットが生じます。
その分、日本に帰ってからは、取り返すべく、頑張って働かないといけませんね。
個人年金など、かけようかと思っています。
まとめ
5つの旅をした事で失ったものを書きました。
当然ですが、１つを得ようと思えば、１つを失うわけです。
それは仕方がありませんが、歯は大事にするべきだったと思います。
歯以外のものは、なんとでもなります。
繰り返しますが、海外に出た時は、しっかりと歯を磨きましょう！
あと、健康も大事にしてください。
健康が無ければ、旅も続けられませんから。