【旅話5】世界旅行には、目的を1つ持っていこう。

世界旅行に行く時、夢や希望をもっていると思います。

ワクワクや楽しみ!

という気持ち。

その中で、1つ、目的を持って旅すると一味違った旅になるかと思います。

私が旅に出たとき、持っていた最初の目的は、

「外国の人と話したり関わってみたい」

という事でした。

外国の人と話したり関わったりする目的を経験して

日本にいると、ほとんど外国人と関わる機会はありませんし、自分から日本にいる外国人に話しかけていくほどオープンな人間でもありません。

ほぼ、外国人と接したことがなくて、ぜひ外国人と話したり、関わりを持ってみたいというのが、世界旅行に持って行った目的1つでした。

そして、日本の外に出て韓国に向かう船に乗った瞬間から、外国人と接する機会が大量にありました。

英語はこの時、ほとんど話せない。

英語の成績は悪くはなかったのですが、話や聞き取る力は全くありませんでした。

外国人と話をするのは「英語」なんだと知りました。

コールは学校で英語を勉強してて、なぜ話すことができないの?

これは、台湾人の男性に、最初の船の中で言われた忘れもしない言葉です。

台湾人の彼は、英語はもちろん、日本語も話す男でした。

すごい漢です。

カタコトの日本語で、「なぜ英語を話すことができないのか?」と言われて、悔しかったんだと思います。

このときに、「外国人と話したり関わったりしたい。」

という目的は、 

「外国人と英語で話したい。」

という目的に変わりました。

この時から、私の世界自転車旅行は、英語を話せるようになる!という目的を持ったものになりました。

血の滲むような努力

この時27歳でしたから、語学を習得するのは大変な事でした。

・1000時間はリスニングしないと聞き取れるようにならない。

・発音の練習にシャドウイングがいい。

などなど、英語を話すために良いと言われるものを毎日毎日頑張りました。

毎日1時間、時間を作って英語練習

英語を話す時、1番問題なのは、発音が出来なくて通じない事です。

日本人英語では、まず通じません。

巻き舌を恥ずかしがらず、喉から声を出し、ネイティブの人の発音に近づける練習が必要でした。

もちろん、旅を楽しみながら、英語の勉強を続けた結果

旅は旅で、毎日楽しく続けながら、英語への執念を忘れずに、日々を過ごしました。

オーストラリア滞在の1年間も大きな英語の伸びを後押ししてくれたと思います。

オーストラリアを離れる頃には、ある程度自信を持って英語で会話できるまでになっていました。

これは、目的を持って頑張った結果だったなと、自分で誇らしく思っています。

目的を持って、旅していなければ、間違いなく英語を話すようにはなっていないと思います。

旅を、ただなんとなくするのか、目的を持ってやるのかは、大きな差を生み出すと思う経験でした。

まとめ

世界旅行に2年半、行って、目的(英語で外国人と話せるようになる)を持って旅した結果、英語を話せるようになって帰ってきたよ。

という記事でした。

留学すれば、英語は話せるようになる。というのはただの迷信です。

外国に長いこと住んでいるのに、英語を話せない日本人は数多く存在しています。

語学は日々、努力を続けなければ話せるようにはならないと断言します。

語学だけに限らず、世界旅行をする時に、何か一つでいいから、目的を持っていると、視点が変わって旅がグッと濃くなると思います。

目的を持てば、それ以外の事には目が向かなくなるのでは?

という意見もあるかと思いますが、目的のない旅の経過は、浪費になる可能性も秘めています。

私は、目的を持って日々を過ごす派なので、旅でも目的を持った方がいいんじゃないかな?という意見でした。

実際に英語を話すようになれたのは、目的を1つ持っていたからに他なりませんから。