牛乳こぼしーず、ここに結成。

牛乳こぼしーず

私と娘が2人の状態で、娘が牛乳を飲むときに、よく牛乳をこぼします。

娘は「大丈夫!大丈夫!」と言ってくるので、娘のことを信用し、信頼関係を深めようという父親なりの配慮から、手を出さないようにしているのです。

しかし、

「ジャー」

「あああああー!」

布製の椅子と下に敷いているカーペットは牛乳をよく吸い取り、布製の椅子はシミだらけになり、カーペットはもう何度液体を吸収したかわからないです。

牛乳こぼしーずのエースとキャッチャー

エースとキャッチャー

牛乳こぼしーずと言っても、こぼす方は大体決まっています。

娘のことをエースと呼んでいます。

そして、私はキャッチャー。

エースが牛乳をこぼした瞬間にタオル置き場まで走り、タオルを握りしめ牛乳の染み込んだカーペットや椅子、娘のパジャマは後回しで拭きまくります。

なぜエースは牛乳をこぼすのか?

牛乳こぼし

エースは集中力がありません。

牛乳をついで、飲んでいる最中に手を伸ばし、他のものを手にとった後に、服の袖でコップを倒す傾向があります。

「牛乳を飲んでからにしたら?」

と声をかけても、決していうことを聞かず、「いや」と言って、集中力をあらゆるものに分散させ、牛乳をこぼします。

エースは牛乳をわざとひっくり返すこともあるから厄介なものです。

蓋つき、ストロー飲みのコップでこぼさないようにしてみる

牛乳こぼさないような容器

蓋つきのこぼれにくい容器があります。

ストローでチュウチュウ吸うタイプなので、倒れてもこぼれない。

これでエースも卒業だな。

と思っていると、エースはストローを抜き取り蓋を取って遊びだします。

そして、わざとではないながらも、遊んでいてこぼす。

「ああああー」

もう、何度こぼしたことか…。

私が子供の頃

私にも、子供の頃があり、牛乳だけでなく様々なものをこぼしながら成長してきました。

その度に、ものすごい勢いで母に怒られた事を覚えています。

そんなに激しく怒らなくても…、と子供心に思ったものですが、厳しく育てられました。

でも、母も飲み物をこぼすこともありましたが、笑ってごまかしていました。

「お母さんは飲み物をこぼしても怒られなくていいよね。」

そんな事を言うと

「大人だからいいのよ」

と、言ってきて、理不尽な思いをしました。

こぼすときは、わざとじゃない。そう思います。ただ、うまくいかなかっただけだって。

だから、私は厳しく怒られましたが、同じことを娘にはしたいとは思わないかな。

今、エースに思うこと

子供は飲み物をこぼしながら、育っていくものなのだと思います。

誰だって、エースの時代があったということです。

私もエースとして日々こぼしてきたのでしょう。

今、エースに言うことは

「こぼしても気にするな。俺が拭いてやらぁ。」

ということです。

わざとこぼしたりすれば、愛のムチを与えますが、わざとひっくり返すことはなくなってきました。

飲み物はこぼれるものです。

大人だってこぼしますから。

俺たち、牛乳こぼしーず。

仲良く元気に成長していこう。

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