コールさんちの畑は、田んぼを畑に作り替えて栽培してきました。
様々な作物を栽培しましたが、うまくできるものもあれば、全く育たないものもあり、農業の難しさを感じていました。
農業、難しいからやめようかな…
と思うこともありました。
しかし、田んぼを畑に変えていますから簡単にやめることもできません。
そこで考えたのが、栽培が比較的うまくいっている「オクラ」の全面栽培による販売です。
オクラは毎年、しっかりと収穫できて、11月まで販売できています。
2021年コールさんちは、オクラ栽培で売り上げを作ることを決めました。
オクラ栽培のメリット
素人農家でも栽培が容易
私コールは、素人農家です。
情報もネットで収集して栽培しています。
ですから、土壌酸性phがどうのこうのとか、チッ素成分が10aあたり何mlとか、そういうのは良くわかりません。
そんな私でも、オクラはうまく作る事ができています。
オクラは栽培が難しくないのが良いですね。
収穫量が多くて期間が長い
オクラは初夏から霜が降りる頃までずっと収穫できます。
6月下旬ごろから11月までずっと収穫できる感じです。
そして、毎日実をつけてくれます。
一ヶ所に三本ずつ株を植えられますから、一うねで相当な本数の株を植える事が可能です。
大まかに言えば、1,000株あれば、相当数の実を毎日のように収穫できます。
棚や添え木などしなくても大丈夫
つるありの豆科には必ず棚を作らなければいけませんし、ナスには添え木が必要です。
しかし、オクラは添え木などしなくても良く育ってくれます。
オクラは、一株一株が木のような感じになりますので、台風でも来ない限り、倒れたりはしません。
強くたくましい作物でもあります。
オクラの大変なところ
毎日収穫しないといけない
オクラは生育が旺盛な分、取り遅れると固くなり食べられなくなってしまいます。
オクラを栽培すれば毎日畑に行って収穫する必要があります。
一日おきでも大丈夫ですが、やや品質が低下してしまうので、できれば毎日が理想です。
雨の日も風の日も、収穫をがんばりましょう。
ちなみに、私は下の収穫袋を使っていますが、サイズ感・耐久性などとても使いやすくてオススメです。
まだお持ちでない方はぜひ。
虫がつきやすい
ハマキムシと呼んでいますが、葉を巻く青虫が必ず付きます。
また、カラフルな毛虫も付きます。
放っておくと、葉が葉脈だけにされてしまい、生育が悪くなります。
虫の量がすごいので、手で潰すだけでは間に合わず、農薬の力を借りなければいけません。
農薬散布は、栽培期間中3〜5回は必要かと思います。
また、地中にはネコブセンチュウという生育を悪くする虫もいます。
虫の対応が、オクラの栽培のキモだと思います。
収穫時に皮膚がかゆくなる
手袋は必ず必要です。
手袋無しで収穫しようものなら、手が痒くなり赤く腫れたりします。
皮膚は露出せずに、布で覆っておけば大丈夫なので、必ず皮膚は露出しないようにしましょう。
かゆみに悩む方はこちらの記事も参考になるかと思います。
オクラ農家のかゆみ改善法は、よく◯◯すること!安定収入しやすいオクラ
栽培が容易で、たくさん収穫できるオクラは、安定した収入を見込めると言われています。
コールさんちは、初のオクラ全面栽培を試みます。
栽培中や販売、売り上げなど、しっかりと記事にしていけたらと思います。
販売は、家の前の野菜無人販売所で売ります。
販売戦略としては、オクラ一本5円で10本50円で売る予定です。
赤オクラや白オクラなど、珍しい品種も栽培して売っていけたら面白いかなと思います。
以上、「オクラ栽培で20万円計画!」でした。