農業で儲かる方法とは?

野菜作りを好きでやってきました。

その中で、たくさんの失敗をしてきました。

そして、2021年革命的に売り上げが上がる瞬間がやってきました。

農業でお金を稼ぎたい人必見の、儲かる方法を記事にしてみます。

自分で食べるのが目的?お金を稼ぐのが目的?

農業や家庭菜園であっても、目的は何なのか、具体的にしなければなりません。

つまり、野菜や果物を作る理由ですね。

今回の記事は、野菜を売ってお金を儲ける人のための記事になりますので、食べるための人は飛ばしていただいて結構だと思います。

野菜や果物を作って、お金を稼ぐ目的なら、ぜひ読み進めてください。

なんでも屋は儲からない。

この畝でキャベツを作り、隣でナス、その隣でトマト…

と、さまざまな野菜を育ててきました。

結果、どれもうまくいきません。

なんでも屋は、専門性が低くなり、結果としてなんでもできる=中途半端なわけです。

という事で、たくさんの作物を作って売っても、大した売り上げにはなりにくいのです。

多品種栽培が失敗する理由

資材がそれぞれの野菜にかかる

野菜作って売るには、袋に入れて売らなければなりません。

野菜の形はそれぞれですから、野菜の種類だけ、販売の袋が必要になります。

各種の野菜の袋をほぼコンプリートしてます。

葉物野菜を入れるための台形の袋、ほとんど使わずに残っていますが。

作業効率が悪い

一つの畑に様々な品目の野菜を作れば、必然的にちょこっとずつになります。

ちょこっと作っても、一つの作業。作業一つに必要な道具が異なります。

道具を取りに行ったり、作業のイメージを考えたりしていると、なかなか作業が進まないのが現状です。

1人作業が主だと思います。

ひとつひとつの作業を切り替えるたびに、道具を持ち替えるのは時間の浪費がうまれます。

そもそも野菜が育たない

なんでも野菜を作ると、作業がそれこそ星の数ほど生まれます。

じゃがいもの間引き、にんじんの間引き、きゅうりの棚作り、大根の畑の準備…

そんな作業を全てこなせる人はいないと思います。

売ろうと思えば、そういった作業をキッチリとこなしていかないと、綺麗な売れる野菜はできません。

現実、1人で多品種栽培は無理なのです。

その結果、野菜がうまくできない現象が起こります。

種代の無駄ですね。

趣味の家庭菜園であれば多品種栽培が向いている

初心者は、というと偉そうですが、最初のうちは何でも育ててみたくなるものです。

たくさんの品種を育てることが悪いと言っているわけではありません。

多品種栽培をすると、儲からないよ!と言っているのです。

逆に言えば、趣味の家庭菜園で自分たちで食べる分だけの野菜を作るなら多品種栽培が向いていると思います。

いろいろな野菜を育てると、食卓の彩りが豊かになりますし、美味しい野菜や珍しい野菜との出会いもあります。

多品種栽培では、スーパーで売ってないような珍しい野菜などを作ってみたりできる楽しみがあります。

お金がかかるのが趣味です。

楽しむ目的で家庭菜園をやるなら、多品種栽培がおすすめです。

では、どのようにすれば成功する農業ができるのか?

ここまで読んでこられたらお分かりかと思いますが、得意な野菜を1つ、大量に作るのが儲かる道です。

コールさんちは「オクラ2021」です。

今年はほぼ、オクラしか作っていません。

オクラは得意なのです。鹿児島では簡単ですから。

オクラしか作っていませんので、農薬を撒くのもいっぺんに全部のオクラに撒くことができます。

葉かきや収穫、追肥、除草など、作業の数は少ないので、今日は葉かきをしよう。

今日は、除草をしようなど、一つの作業をこなせばいいので、結果的に質の良い野菜が収穫できます。

作る品種をしぼる。そのことで、品質の良い野菜が、大量にできる。

それが儲かる農業の道ですね。

1人でやっている人なら尚更、1つの野菜に絞るべきだと思います。

まとめ

という事で、農業で失敗しやすい方法は、多品種栽培でいろんな野菜を作ってしまうことです。

家庭菜園の延長でついついやってしまいがちな多品種栽培。

しかし、家庭菜園と農業を差別化すれば、

家庭菜園=自分で食べる

農業=他人に買ってもらう

ゴールが全く違うことを意識する必要があります。

弱者の戦略は的を小さく絞ることだと言われています。

自分を弱者と自覚し、スーパーと同じことをしようとせず、小さく的を絞って戦略を立てましょう。

得意な野菜を1つに絞って栽培して売りましょう。

そうすれば、農家としての未来が見えてくると思います。