農業や様々な活動をする上で使用する長靴。
水の中に入って作業する場合などは少し穴が開いただけで、その長靴は使用できなくなります。
そんな長靴ですが、かなりのクオリティーで修理できるボンドがあります。
この長靴を修理できるボンドを使って、長靴を修理した模様を記事にしてみます。
黒ゴム接着剤!
接着後もゴムの柔らかさ⭐︎
ボンドにしては高いような気がしますが、新しい長靴を買うと思えば安いです。
コールの長靴、ザクタス
農業をはじめてから4本目くらいの長靴ですが、タフな長靴でガンガン使っても丈夫です。
ザクタスの長靴、3,500円くらいです。
普通の使用では破れたり裂けたりしませんから、永く使える良い長靴ですね。
また、普通の長靴より長めにできているので、土が長靴の中に入ってきにくいのでいい感じです。
今後も必ずリピートしたいと思う長靴です。
しかし今回、稲刈りを手刈りでしていて、鎌で長靴を切ってしまう失態。
しかも両方!
すねの部分ですから、そのまま使えないことはなくて、この状態で長靴を使い続けていましたが、やっぱりぬかるみなどに入ることに気を使います。
新しい長靴を買い換えるかなー…と考えていた時に修理の道を知り、黒ゴム接着剤を買うことにしました。
まずは洗浄!
ゴシゴシ洗って泥や汚れを落とします。
乾燥まで時間をかけてしっかりとしましょう。
泥や汚れがついていては、どんなに素晴らしいボンドも力を発揮できません。
特に穴の周辺はきれいに洗っておきましょう。
乾燥は時間がかかりますが、濡れていてもボンドには良くありません。焦る気持ちを抑えて乾燥も時間をかけましょう。
その後、サンドペーパーをかけてボンドが付きやすいようにします。
サンドペーパーは安いしダメになりませんから、家にストックを何枚かあると便利ですね。
ゴシゴシやりました。コツとしては、穴の大きさより結構大きめにヤスリがけします。
特に、穴の端は広くかけましょう。
下準備が大事です!
いざ、ボンド投入!
下準備が終わったら、ボンドを流し込んでいきます。
コツは長靴の内部にも少しだけ染み込むくらい、傷の内部へボンドを浸透させます。
柔らかいので割れ目の中には浸透しやすくなっていますが、肉盛りには垂れてくるので中々難しそうな感じです。
パカパカ割れ目を開いたり閉じたりしながら浸透させていきます。
液が柔らかく垂れ易いので、うまくヘラで伸ばしながら垂れない薄さまで広げて穴を塞ぎます。
穴を塞いでしまえば大丈夫ですので、何も難しい事はないですね。
速乾性の黒ゴム接着剤
中々のスピードで乾燥しますが大事をとって、丸一日乾燥させました。
その後、よく見てみると…
広めにボンドを塗ったつもりだったのですが、なんと割れ目の隅の方がボンド付けできていませんでした。
穴の大きかった左足の方です。
これではボンドで穴を塞いだ意味がありません。
残念ながらもう一度、ボンド付けから乾燥の工程をやり直しました。
さらにボンドを1センチくらい塗り増しして、厚みも肉盛りしました。
結果的には肉盛りもできて良い感じに仕上がりました。
乾燥の間は古い長靴を使用して、キレイに乾燥させました。
その後、田んぼや畑で小躍りしたり、勇気を出して水の中に入ってみたりしましたが、全然問題ありませんでしたー!
追記
1ヶ月後ほど経った頃でしょうか?
ボンドを入れたところが裂けてきました…。
残念ながら、穴が大きすぎて、再度タフな使用には向いていないようです。
小さい穴や、靴底の剥がれなどには良いようです。
スリッパの底が剥がれてしまったのに使用したらきれいにくっついて、普通に使用しても剥がれるようなことはありません。
鎌で長靴切ってしまったような大きな穴には修正不可でした。
その後、大人しく新しい長靴を買いました。とさ。
長靴の小さい穴や靴底はがれの修理、ゴム製品の接着などには使えます。