似顔絵、ゴルフ、野球、農業、理学療法、相撲観戦、ブログ、DIYなどなど。
さまざまな事をやって生きてきました。
結果、いろんなことができますが、貧乏人のままですね。
忙しいんですけど。
そして、やる事をしぼる覚悟をした事を記事にしてみたいと思います。
全部をやれないと自覚した時
全部やりたいと思って若い頃は過ごしてきました。
図書館で言えば、図書館の本を全部読みたいと思うような感じです。
実際に図書館の本を全部読みたいと思っていましたから中々の欲望っぷりです。
そして、世界一周旅行に出たのも、全世界を見て歩きたいという思いからです。
結果3年ほどで14カ国を周りました。
世界200ヵ国なんて、とんでもない事です。
世界200ヵ国を回っていたら、それだけで人生が終わってしまいます。
全てをやってやろうというのは、最初から無理な話でした。
取捨選択して生きている
何かを得れば、何かを捨てなければいけません。
背負える量は決まっています。
全てを持とうとすると、重くて動けなくなりますね。
時間も同じです。
1日24時間しか無い中で、どれだけ詰め込んだって5つも6つも詰め込めば、分散してしまって結果的にどれも中途半端な状態になってしまう。
中途半端な人生が、何でも屋の行き着く先なのでしょう。
若い時期にはいろんな事に挑戦して欲しい
いろんなことをすれば、すべてが中途半端になるよ。
と書いときながら、若いときにはいろんなことにいろんなことに挑戦してほしい、なんて書いても、どういうこと?となりますよね。
若い頃、わたしは本当にいろんなことに挑戦してきました。
そして、自分に向いていることと向いていないことがわかりました。
やってみないと、向いているかどうかというのは分かりません。
やってみた結果、自分に向いていることを理解して、自分という人間を理解できるものだと思います。
動いていないと自分に向いているものや自分という人を理解するのは難しいかと思います。
動きながら自分に向いているものを理解していく
これはうまくできる。これはうまくできない。
など、自分にできることとできないことがあるのですが、できないことは無理して続ける必要はないと思います。
良いところ、得意なことを伸ばせばいい。
わたしは、似顔絵を描くことができ、人からお金をいただきながら絵を描く道を進んでいます。
これは、本当に稀有な特技ですし、他の人に真似しようにも私だけのものだったりします。
この事は、伸ばしていけばいいと思いますし、続けて行くべき道で、時間を大いに割くべきと思います。
逆に、リズム感は全く無く、楽器や歌など、まるでダメです。
それなのに、歌を一生懸命練習した時期がありました。
誰も求めていないのに、苦手なのに、頑張って練習しました。
結果、カラオケボックスで物怖じせずに歌えますが、その程度です。(音痴のまま)
将棋や相撲観戦、ゴルフも続けていますが、趣味の範囲で何にもなりません。
多趣味になればなるほど、中途半端なものが増えるだけですね。
悪いこととは言いませんが。
野球を休んでみた2021年
ずっと続けてきた野球を休んでいる2021年です。
結果、休みの日に家族と過ごす時間が増えました。
子供達と色んなところに行って、成長する姿を見ることができ、嬉しく思っています。
ずっと続けてきた、好きな事の一つの野球ですし、チームメイトは友だちですから、続けていきたい気持ちが強いですが、それ以上に子供達と過ごす時間は今しか無く貴重です。
何が自分の人生で大事なことで、何がいらないことなのか?
考える時期になっている36歳です。
大好きな農業の道へ
学生時代、専門学校から理学療法士になって、それ以来、理学療法士として仕事をしてきました。
それを捨てるというのは、相当な重い決断です。
しかし、理学療法士として仕事をしてきて、いい仕事ではありますが、向いていると思った事はありません。
それよりも、農業の方がずっと好きですし、農業は向いていると、ずっと思っています。
一度の人生、思い切って大好きなことに飛び込んでいくのも、ありかなと思います。
農業も作る作物をしぼって楽に
畑全面、オクラにしてみたら楽になった上に、売り上げも上がるようになりました。
こういう事なんだなと思いました。
専門家になること。
それも、専門が狭ければ狭いほど個人としては良いのではないかと思います。
もちろんそれは、いろんな経験を経て、失敗と成功を重ねた結果の自分に合った専門分野。
オクラだって、たくさんの作物を作って、失敗を重ねて、自分でも売れる成功を重ねた結果のオクラ専門です。
人生の折り返し地点ですべき事
40歳を手前にして、人生の後半戦をどんな風に生きていきたいか、人は考える時期なのだろうと思います。
全部をうまく行かせることはできない。
自分の得意なものを1つか2つ、しぼってやっていくことが、自分にとっても社会にとっても重要で求められる事なのだろうと思います。
私の場合は、農業と似顔絵、と家族、にブログは続けていきたいなと思います。
YouTubeで俺も儲けたい!と思ったりもしましたが、どうもしっくりこない動画。
文章を書いている方がしっくりきます。
残り少なくなってくる人生の中で、限りある時間をどんな風に生きていきたいか、じっくりと考えています。
どうでしょう、みなさんも余分と思われる趣味などやめてみてはいかがでしょう?
やめてみると案外スッキリするかもしれません。
まとめ
何でもできる男として、何でもガシガシやってきました。
結果として、充実した人生とはほど遠く、どれも中途半端な状態が続いてきました。
そして、40歳を手前に、やる事を絞る決意をしたのを記事にしています。
絶対に全てのことをやり切る事は不可能なので、やる事を絞るのは勇気が要りますが大切なことと思います。
まだ迷っているのが「野球」ですが、続けるか辞めるか、長い人生を考えた上で、もっと良く考えたいと思います。
やめる勇気は、思いの外大変です。
でも、捨てる勇気が、人生をより充実させてくれるのは言うまでもありません。