オクラ水というのを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
オクラ農家として、毎日毎日オクラまみれになってますので、オクラには不自由しません。
売れないようなひん曲がったオクラや、バケモノみたいにデカくなったオクラなどなど、いろんなオクラが手に入ります。
そんなオクラ、毎日捨てていましたが、オクラ水というのがあることを知り、試してみることにしました。
参考になれば幸いです。
効果はさまざまなオクラ水
【効能1】血液サラサラ効果
オクラには、血液をサラサラにする効果があります。
血流が悪くなっている人が多いという現代人では、ほぼ全ての人におすすめできる効能です。
【効能2】便秘解消
オクラには水溶性の食物繊維がたっぷり含まれています。
そのため水につけておくだけで、その水溶性食物繊維が流れ出し、オクラ水を飲む事で、食物繊維を摂ることができるのです。
【効能3】血圧低下、動脈硬化予防
血液がサラサラになれば当然、血圧も下がりますね。
ドロドロの血では良いことはありません。
サラサラ血液が流れる事で、血圧は下がり、動脈硬化を改善し、健康な体にしてくれるのです。
オクラを食べても同じ効果
もちろんですが、オクラ水にしなくても、オクラを食べても同じ効果が期待できます。
しかし、オクラの栄養成分は熱に弱いので、熱を加えると失われてしまう成分も多いのです。
その点、オクラ水は熱を加えることはありませんから、オクラの成分を熱を加えないまま摂ることができるのです。
さらに、生のオクラを毎日食べることは大変ですが、オクラ水であれば毎日続けられそうです。
オクラの便秘解消効果は高い
個人的な感想になりますが、オクラの特徴はなんといってもネバネバだと思います。
そのネバネバが、便にも少なからず残り、便がつるっと出やすくなる感じがします。
水溶性の食物繊維に加えて、種もそのまま排泄されますから種も食物繊維的な役割を果たしてくれていそうです。
一歳の息子にオクラ水茶で便秘解消
オクラなら大量にあるコールさんちは、息子の便秘解消を目的にお茶にオクラを浮かべてオクラ水茶にしてみました。
すると、効果はテキメン!
便がよく出るようになりました。
野菜を食べない息子は、便秘がちでした。
そんな小さな子供にも、クセの少ないオクラ水茶は摂取しやすい便秘解消法です。
オクラ水の作り方
オクラ水の作り方は簡単。
よく洗ったオクラのヘタを取り除き、そのまま水にオクラを入れて冷蔵庫へ。
オクラの量とかは適当で大丈夫かと思います。
たくさん入れれば栄養が濃くなり、少し入れれば薄くなるだけかと思います。
8〜12時間。およそ一晩で完成です。
それ以上入れていると、クセが強くなりますので一旦取り出します。
後は、捨てるか、調理して食べることもできます。
私は、食べられないような、大きくなってしまったオクラを使ってオクラ水にしていますので、取り出したものはそのまま捨てています。
食べてもいつもと食味は変わりなく食べることが可能です。
飲んだ感想
味は全くありません。
オクラ自体に味はありませんから、それもそのはずですね。
色も付きません。水は無色透明です。
若干のトロミがつきます。
飲みにくいといった印象はありません。
匂いは、若干、ごく微妙にオクラの匂いがあるように感じます。
気になる方はお茶など、風味のあるものを使うと気になりません。
ともあれ百聞は一見にしかず。ご自身で試してみられるのが早いと思います。
個人的には、リピートして飲むことは難しいですね。
食べる方が好きです。
まとめ
簡単にできるオクラ水を紹介しました。
自分で飲んでも良いですし、子供の健康のために作っても良いかもしれません。
小さい子供の便秘解消にはうってつけかと思います。
利用方法で効果は無限大のオクラの尽きない魅力に、オクラがますます好きになっています。
この夏、オクラで一歩健康になってみられてはいかがでしょうか。