スリッパや靴の底が、ペロリと剥がれてしまう経験は誰でもあるのではないでしょうか?
そんな時、「ボンドで直そう」と試みた人は多いと思います。
私も何度か試みたことはありますが、従来の接着剤やボンドではひっつきません。
そこで試して欲しいのが、ロックタイトの黒ゴム接着剤です。
これまで苦労していたゴム製品全般の接着に対応できます!
この機会にぜひ、ご購入ください。
乾燥後もゴムの柔らかさ
黒ゴム接着剤の良いところは、乾燥後も柔らかく固まりすぎないこと。
カチカチになってしまわないので、ズレなどの外力にも強く、ゴム製品と一緒に伸び縮みしながら接着してくれるので、ゴム製品でも上手に接着してくれます。
これまで、スリッパや靴の底が剥がれてしまった場合に、工作用ボンドなどでひっつけようとしてもうまくひっつきませんでした。
乾燥後の柔らかさが重要なんだと思います。
スリッパの底が剥がれた
もう修理できた画像になっていますが、結構ザックリと開いて、ベコベコの状態になっていました。
それがピッタリとひっつき、再び履けるようになりました。
接着力が強く、変形にも対応
トロリとした液で隅々まで行き渡り、接着面がひっつきやすくなります。
この柔らかな液が、接着面全体に流れ込み、接着力を高めてくれます。
液がはみ出してきたら、その部分はティッシュで拭き取りました。
接着を高めるポイント
①洗う
スリッパの修理を成功させる秘訣は、接着面をキレイに洗うのがポイントです。
砂やほこりが残っている状態では、ひっつくものもひっつきません。
綺麗に洗ってよく乾かしてから、接着するようにしましょう。
②固定
ボンドで接着して、そのままではよくひっつきません。
ピッタリ接着するには、ボンドを流し込んで接着した後におもりで押し付けたり、洗濯バサミなどで挟んだりします。
おすすめはクランプという工具が便利です。
ガッチリ挟んでくれます。
③乾燥
よく乾燥するまで動かさないことが大切です。
つい気になってクランプの固定を動かしてしまったりしまいがちですが、しっかり固定したら、乾燥するまで動かさない。
丸一日は絶対。できれば2〜3日、動かさないでおけば乾燥確実ですね。
かなりのクオリティーでひっつきます
このボンドで修理後、丸一年使用していますが、全く問題なく使用できます。
接着力、耐久性は申し分ありませんね。
ただし、
問題はあります。
色が真っ黒なこと。
乾いても真っ黒なので、白が美しいシューズなどに使用すれば、ちょっとはみ出したりすると黒が目立ってしまいます。
色物の履き物にも、黒が邪魔してしまうかもしれません。
そういった点で、全ての履物の底を修理するに適しているとはいえません。
白い靴の修理をするなら、余程注意して、黒がはみ出さないようにする必要があるでしょう。
今回のスリッパは、普段履きのものなので、はみ出した黒を気にすることはないので心配いりませんが。
まとめ
スリッパや靴の底が剥がれてしまった場合、簡単に修理できるボンドを紹介しました。
元々は、長靴の修理用のボンドだったのですが、長靴の修理にはあまり良くなく…。
しかし、他のゴム製品の接着にはバツグンの威力を発揮してくれました。
乾燥しても柔らかいのがポイントで、靴の他にも、海外で買った缶のカバーを修理しました。
スポンジだからひっつくかなーと半信半疑ながら、やってみるとひっつきました。
ゴム製品全般の発着に重宝しますので、この機会に是非、ご購入ください。
以上、スリッパ・靴の底を簡単に接着できるボンドの紹介でした。