個人事業主として、事業をスタートすることになり、看板を作ることにしました。
もちろんDIYです。
ホームセンターで買えるもので作る。
お金が無い開業準備段階ですから、看板も自作しました。
やらないよりはマシ。というレベルで頑張るつもりでしたが、やってみると中々良い仕上がりになりました。
参考になれば幸いです。
切り文字を作って貼り付けたい
切り文字だけで良かったので、切り文字を注文しようとしました。
駐車場の屋根に帯看板の下地が元々あるので。
が、料金表を見てみると結構高い…
文字数も多いので、軽くうん10万円になりました。
こりゃ買えない。
という事で、切り文字を自作することに決めたのです。
素材を何にするか?
切り文字は、カルプという素材を使って作るようです。
しかし、近所のホームセンターにカルプが置いてあるとは思えない。
ネットで調べてみても、カルプは中々高い。
カルプじゃない、外でも耐えられる丈夫な素材を探そう!
と、いろいろ考えました。
発泡スチロールか断熱材か?
カルプに似た素材として発泡スチロールが頭に浮かびました。
しかし、耐久性と加工した際に出る、発泡スチロールのつぶつぶが嫌な印象を持っていました。
そこで、つぶつぶ感のない、発泡スチロール系の断熱材を切ってみてはどうかなと思い見てみました。
良さそうではありますが、やはり切ったり加工している最中にボソボソと破片やクズが舞うのが嫌。
しかも、塗装やコーティングなどを考えると、どうもイマイチという感じでした。
青いプラダンで決定!
ホームセンターで良いものはないかと見て回ると、青いプラスティック製のダンボールを発見!
これなら青く塗る必要もありません。
耐久性に一点の不安がありますが、加工しやすく切り文字にもなりそうなので、即決て買って帰りました。
パソコンで文字をプリントアウト
どうせやるならキレイな切り文字を作りたい!
との事で、パソコンからA1くらいの文字をプリントアウトしたい!
しかし、うちのプリンターは家庭用のA3までのもの。
A3で分割してプリントして張り合わせて文字を作りたい。
調べてみたら、やればできる模様。
Windowsならペイントでプリントアウトすれば普通にできるようですが、Macユーザーのコールのパソコンでは簡単にはできませんでした。
「アドビのAcrobat Reader」で読み込みするとできました!
プリントする際に「ポスター」を選択するとOK!
倍率を180倍で設定しましたが、細かな微調整は色々いじって、プレビューでみながらすれば大丈夫です!
鉛筆でプラダンに描いて切る
型紙を無事にプリントアウトできたので、張り合わせて切り抜いていきました。
その切り抜いた型紙を使って、プラダンに鉛筆で下書きをしていきました。
これが意外と…
プラダンは筋に沿って切れば簡単だけど、筋をガシガシ切っていくのは中々大変!
力が要りました。
カーブを切るのも、繊維にカッターを持って行かれてぐにゃりと歪んでしまいます。
そんなこんなで、切りにくいプラダンも何とか頑張って切りました。
型紙をバランスよく貼り付ける
プラダン切り文字を切り出しました。
一番大切なのは、「バランス」ですよね!
いくら綺麗に切り文字を作ったところで、綺麗に貼らなければ意味がない。
という事で、切り文字を作った型紙を綺麗に貼り付けて、バランスを取った型紙を作りました。
1枚横長の、持ち上げただけで破れてしまいそうなもろいやつです。
まして、屋外の高所にうまく貼り付けることができるのか不安になりますが、とりあえず、型紙をバランス良く貼り付けることはできました。
朝、風の弱い間に型紙を貼り付ける
朝は風が弱い。
ので、朝のうちに型紙を貼り付けるべく、妻と協力してハシゴにのぼり貼り付けました。
やぶれそうになったり、やぶれたりしながら、なんとか貼り付けられました!
なかなかいい感じ!
少し破れても、切り文字を貼れれば大丈夫なので、バランスだけを取るということを念頭に置いていました。
プラダン切り文字は、紫外線対策を入念に。
外にプラスティックを出せば、すぐにボロボロになってしまいますね。
これは仕方のない事ですが、塗装をすると持ちは良くなる。
という事で、クリアのスプレーを何度も何度も塗り重ねました。
プライマーと併せて4回くらい塗りました。
透明なので、どこを塗ったか塗らないか、分からなくなりましたが、それでもヌリヌリしていきました。
永く持ってくれよと願いつつ。
いざ、貼り付け!
型紙を破りながら貼り付けていきました。
型紙は破れても大丈夫!しっかりバランス良く貼ることが大切。
と、自分に言い聞かせながら、苦手な高所作業をこなしていきました。
ヘッピリ腰で。
危ないっす、ハシゴ作業。
完成!
バランスは完璧!
こんなにキレイに貼れるとは思って無かったので喜びました!
やっぱり型紙を作ったのは正解でした。
妻に下から見てもらって貼ろうとも思いましたが、それではここまでのできにはならなかったでしょう。
プロに頼んだかのような仕上がりになりました。
「アルク」と足型はバランスを見て適当に。
キレイにできて嬉しいです。
まとめ
青いプラダンで切り文字を作成し、貼り付けまで行った模様を記事にしました。
今回は、看板の下地がしっかりとしていたので、キレイな仕上がりになりました。
プラダンが意外と切りづらく苦労しましたが、看板なので遠くから見ることを考えれば、ちょっとギザギザなる分には問題無いかなと。
型紙をきちんと作って貼りつけをすると、キレイに貼り付けられるようです。
あとは耐久性ですね。
参考になれば幸いです。