2021年、稲作二年目のコールです。
一年目の稲作で、田植えや稲刈りは手で全てやりました。
とはいえ、本当に少しの量ですから、数日で食べられる量の米を取りました。
その経験で、米作りに必要な機械は、「ハーベスター」だと分かりました。
そして、今年はハーベスターを手に入れて、稲作面積を増やしたのです。
稲作に興味のある素人の方に読んでもらえたら参考になるかと思います。
米作りに機械が必要なわけ
田んぼはあるけど、米作りは難しそうでできない。
という方が多いかと思いますが、実際には米作りというのは、野菜を作るより簡単な気がします。
キャベツや白菜、にんじんなどを育てるのは、私にとってとても大変でしたが、米は案外簡単にできます。
しかし、米作りには機械が必要と言われています。
その理由を考えてきました。
米作りに機械が必要な理由とは、
収穫する数の多さ
のせいで、機械が必要だと分かりました。
白菜やきゅうり、にんじんや大根などは、一本二本と、収穫していきます。
しかし米は、モミを一粒一粒収穫していてもらちがあきません。
千粒、万粒と収穫する米には、どうしても機械がないと手でさばくことは難しいのです。
ハーベスターが稲作に必須のワケ
田植え機もバインダーも無くても、ハーベスターだけは必要だと思っています。
それは、収穫したモミをバラバラにして、ゴミとモミを綺麗に分別するのは、手では絶対にできません。
足踏みだっこく機と、てみを駆使して昨年はだっこくしましたが、時間が何時間もかかり大変な思いをしました。
ほんの少しの量で何時間もかかりましたから、量が増えればもっと大変です。
とうみというモミとゴミを分ける機械があるのですが、それを買うくらいならハーベスター買ってしまった方がいい。
米の作付け面積を増やすためには、ハーベスターが無いと無理ですね。
もちろんトラクターがあっての稲作
稲作に必要な機械を挙げればキリがありませんが、トラクターはやはり必須です。
その次に必要なのがハーベスターですね。
田植え機やバインダーは、その次に重要ですね。
あとは、薬が良くなっているので、消毒する機械は無くても収穫できています。
ヤフオクでハーベスターを3万円で落札!
ヤフオクでしばらくの間、ハーベスターを探し続けていました。
ハーベスターほどの大きなものは、直接受け取りに行く必要があります。
という事で、近所の出品でないと落札できない。
車で約2時間範囲で落札を考えて、探し続けました。
片道40分の溝辺に出品者が!
溝辺は車で1時間以内の近場で、3万円のハーベスターが出品されていました。
もちろん競合すれば、ヤフオクなので値段は上がってしまいますが、ハーベスターは今時競合しづらい。
近場なので、一度下見に行ってから入札しました。
すると、そこは地元では大手の山口中古農機さんでした。
娘さんのご夫婦が、ヤフオクで中古農機具を販売していらっしゃるとのこと。
海外輸出もこれから取り組まれるとのことで、頑張ってほしいと思いました。
肝心のハーベスターは3万円ながら、キチンと動き、古さは否めませんがしっかり動きました。
無事落札して引き取りに行く
3万円で入札し、無事に落札できました。
普段軽トラで移動しているので、軽トラに乗るとの事で、引き取りに行きました。
「ご自分で積んで持って帰って良いですよ!」
とのことで、自分で持ち帰りました。
誰も見送りなどありませんが、3万円ですからね。
こうして無事に、ハーベスターを落札したのでした。
ハーベスターの初出動!
何年ものか分かりませんが、古いハーベスターには、ホコリや古いモミなど、大量に出てきました。
また、ガムテープの補修などもあり、サビで穴が空いているところもあります。
まずは掃除からです。
開けられるところを開けて、掃除をしていくことで機械と仲良くなれる気がします。
どんなふうな構造でどうやって脱穀し、モミとゴミを分けるのか、など掃除をすると大体分かります。
掃除をきれいにして、その後、潤滑油スプレーのCRC556をふりまくりました。
足元のゴムキャタピラの車輪にもスプレーをふりまくりたかったのですが、ゴムとスプレーの相性があまり良くないので少な目にスプレー。
その他、開けられるところを開け、鉄が動くところはスプレーを振りかけました。
お陰で、シャー!とスムーズに動くようになりました。
機械は、泥や汚れをしっかり落として、油をしっかり振って、濡れないところに置いておけば大丈夫。
余程ジャンク品をつかまされない限り、ヤフオクで集めても大丈夫だと思います。
稲作には機械がどうしても必要なので。
田んぼで5俵のモミを収穫
3万円のボロボロハーベスターでしたから、ちゃんと動いて収穫できるか心配でしたが、ちゃんと仕事をしてくれました。
初ハーベスターで、かけ干ししていた稲を扇形に開いて機械に通しました。
サクサク作業は進み、およそ30分でラクラク収穫できました。
3万円でこれだけ働いてくれたら十分です。
ヤフオクで良い買い物をするコツ
ヤフオクはリスクがある購入方法ですが、うまくいけば今回のハーベスターのように、良い買い物ができます。
そのコツは、焦らず長い時間待ちながら、自分の欲しい品が見に行ける範囲に出品されるのを待つことです。
中古品は一点ものなので、どこでどんなものが出品されるかは分かりません。
じっくり時間をかけることで、必ず良い品が出品されます。
一年の内に買えたらいいな。
というくらいのゆったりとした気持ちでいれば、必ず良い買い物ができますよ!
まとめ
稲作をすれば、機械が必要です。
それをひとつひとつ新品で揃えればお金がいくらあっても足りません。
その中でも、ハーベスターだけは必須だと感じています。
そこで今回、ハーベスターをヤフオクで買った記事を書きました。
ヤフオクは、農業機械をかき集めてくるには、とても良い方法だと思います。
当然、個人間の購入なので、トラブルのリスクも高いのですが、下見をできるだけやって、購入してほしいと思います。
私の買えたハーベスターは良い買い物だったと思います。
これから農業を本格的にやろうと思っている方は、ヤフオクで初期投資を抑えることも重要だと思います。
安かろう悪かろうではなく、賢く買い物して欲しいと思います。