【旅話14】オーストラリアのワーホリ、地元企業に就職した方法

オーストラリアのワーホリで仕事をしました。

世界旅行の途中。1年間。

と言っても、オーストラリアのワーホリは最長6ヶ月までしか同じ場所で働くことができません。

オーストラリアに一年いる間に、2つの仕事をしました。

その経験を記事にしてみます。

オーストラリア企業で働くと、待遇もとても良くて最高でしたよ!

最初の仕事外国人労働者としての扱い

オーストラリアは国土が日本の27倍と言われていますが、人口は2,000万人しかいません。

人口は日本の6分の1ですね。

ですから、労働力が少ないので、ワーホリで来る旅行者も大切な労働力として扱われています。

ワーホリ用の仕事があるくらい、オーストラリアでは外国人が普通に仕事ができる環境にあります。

ですから、仕事をするのに選ばなければ、大抵の場合すぐに就職することができます。

しかし、外国人が集まりますから、英語を勉強しにきたつもりが、他の外国人に囲まれて英語の勉強どころじゃなくなる可能性もあります。

さらに、環境もなかなかハードで、普通の家に、何十人も住まわされて風呂の取り合い、キッチンの取り合いが生じます。

外国人労働者ですから、あまり良い待遇は期待できません。

1つ目の仕事で現実を知る

1つ目の仕事は外国人用の大変な仕事。

地平線が見えるほどの広大な畑に、オイルの原料になる木が植えられていて、その周辺に生える草に除草剤をひたすら撒き続ける仕事。

1日約10時間。

大変すぎる。というか、人として扱われていない気がする!

体への影響も気になり、まともに仕事は出来ず。

嫌々まいていました除草剤。

さらに周りはみんな韓国人

外国人用の職場ということで、仕事のあっせん企業の国籍が大いに関係します。

私が行った仕事のあっせん企業は韓国籍。

そして働いてみると周りは8割韓国人。

飛び交う言葉は韓国語。

リーダーも韓国人で、韓国語で説明して終わり!の事も多くてイライラしました。

韓国人が嫌いになりました。

そんな職場でしたから、英語の勉強どころではなく。

つらい3ヶ月になりました。

1つ目の仕事こりごり。次の仕事はオーストラリア企業で働きたい

ようやく除草剤撒きの仕事を終え、ケアンズから自転車で南下しながら仕事を探していました。

オーストラリア企業で働くには、オーストラリア人に話しかけて仕事を探していますと行くしかないと思っていました。

外国人用の仕事場は結局、外国人に囲まれて英語の勉強どころではないからです。

オーストラリア人の中に飛び込んで、英語を頑張って覚えたい!

そう考えて、道ゆくオーストラリア人に積極的に話しかけていきました。

「I am looking for job.」

「I am looking for job.」

これしか言ってません。

これだけ言っていて、何人の人に話しかけたでしょうか?

おそらく、10人目くらいで雇ってもらえました。

トラック会社の社長さんに話しかけていました。

「私の会社で雇ってあげよう。トラック磨きの仕事だ。」

と。

という事で、トラック会社で働ける事になりました。

しかも、タダで個室とキッチン、冷蔵庫など使わせてくれました。

さらに、歓迎会やら送別会などもやってくれる何とも歓迎してくれた会社で、忘れられない経験になりました。

1つ目の仕事とは大違いです。

狙い目は田舎に行くこと。

この私を雇ってくれた会社は、グレースメアというロックハンプトンの近く。

シドニーやメルボルンなどの大都市では、労働力に困る事は無いと思いますが、地方では外国人も珍しく、労働力として見てくれる可能性があります。

私の場合は自転車旅行者という事で、田舎を回りやすいというメリットや道ゆく人に話しかけ易いですが、バックパッカーも可能だとは思います。

必要なのは、やる気と勇気です。

運は行動していれば必ず味方してくれます。

まとめ

オーストラリアで地元企業で仕事をした経験を書いてきました。

私以外ほぼ、オーストラリア人という環境で半年間過ごすことができ、英語力も飛躍的に伸びたのは言うまでもありません。

幸せでした。

私のような仕事にありつくには、外国人向けの仕事紹介所に行っていたって絶対に無理です。

自分で、街ゆくオーストラリア人に勇気を出して話しかけていく事で見つけることができると思います。

必要な英語力は、

「I am looking for job.」

のみです。

英語力も思っているよりずっと少なくても、何とかなるのがワーホリかもしれません。

飛び込む勇気、ですね。

以上、「オーストラリア企業で仕事をした方法」でした。