毎年春先に、竹山でタケノコが収穫できます。
2月には這って探し回って、ようやく4本取れたタケノコが、今では取っても取っても湧き出てくるように取れます。
四月のタケノコ、。
ヘトヘトになりながらタケノコを掘っている模様を書いてみます。
毎日行っても出てくる4月はじめ
タケノコは、四月の暖かい時期になるとどんどん成長して大きくなります。
3月には、3日に1回山に行く程度で十分に収穫が間に合っていたのが、4月に入ってからはどんどん大きくなって、毎日山に行っても収穫しきれません。
山も大きいので、収穫しきれず、大きくなったタケノコを切り落とす作業をしなければなりません。
そして問題なのは、日に日に買取価格が安くなってしまうことです。
昨日は筒50円だったのに、今日は40円になってたー。
などというのはよくあることで、昨日の買取価格は忘れなければなりません。
体力勝負のタケノコ掘り
掘っても掘っても見つかるタケノコ。
どんどん山奥に行って、見つけたタケノコを掘っていきます。
掘るのはもちろん大変なのですが、タケノコの本当の大変さは、運び出しにあります。
でかくなってしまったタケノコは、1つ3kgもあったりしますから、10本も掘れば20kg以上になったりします。
これはもう、山奥にタケノコを10本も抱えて身動きが取れなくなってしまう状態になり、これは辛いです。
タケノコをその場に何本か置いて、一旦タケノコを下ろしに帰るか、それとも全部持って帰るか。
山の中を行ったり来たりするのは、想像以上に大変な事なわけです。
私の性格は、タケノコを何本か置いて帰るようなことはせずに
グァァ、
うおー、
とりゃー、
と気合いの声をもらしながら、何とか一度で山からタケノコを下ろしています。
コンテナよりも米袋が便利
タケノコ掘りの先輩が教えてくれた方法に、米袋に入れて運ぶといいよ!
というのがありました。
実際にその方法を試してみて、感想は、
めちゃくちゃ便利!
大量のタケノコも大丈夫。なぜなら、地面をズズズーっと引きずりまわしても、丈夫で破れませんから。形も自由自在に変化しますから、竹や障害物にも引っかかりにくい。
コンテナは形が変わらないので、竹が密集していたり、倒れた竹があるところなどは運び出しにくい。
米袋に入れて運び出すのがオススメです。
どこに売るかで価格が変わる
私の地域には3つのタケノコ買取業者と自分で売るという方法があります。
サツマ食品(株)
1番高値で買い取ってくれる優良企業です。
遠くからもタケノコを積んで来られる人もいるみたいです。
ただ、行列ができるタケノコ買取業者です。
土日には、小一時間ほどかかってようやく自分の番が回ってきます。
あと、筒といって大きくなってしまったタケノコの先を45cmほど切って持っていくと、筒という分類で買い取ってくれますが、サツマ食品は筒は取ってはくれません。
ということで、私はまたタケノコがじゃんじゃん出始める前の、持って行く人が少ない時期に、サツマ食品に持って行っていました。
北薩農産加工場(有)
さつま町の水煮タケノコ工場の老舗です。
買取価格は普通。可もなく不可もなく、といった感じです。
個人のお客さんは少ないので、待ち時間はほぼ無しで買取作業をしてくれます。
じゃんじゃんタケノコが出てくる時期には、こちらに持って行って、筒もガンガン取っています。
弐番屋
農産物の卸売り業者です。
2月から、青果用のタケノコから買い取ってくれます。
水煮用のタケノコは、北薩農産加工場へ持って行くようなので、価格は一番低いです。
2月の青果用のタケノコを売りたい場合には、早くから買い取ってくれますから、早い時期には持って行ったりしました。
あまり対応が良くなくて、印象は悪いです。
買い取ってくれるタケノコも、良いものしか取ってくれませんから、廃棄しなければならない場合が出てきます。
もう持って行きたくはありません。
自分で売る
タケノコは竹山のある人にとっては、珍しくも何ともありませんが、竹山の無い人には、珍しい高級食材です。
「竹のふるさと、みやのじょう」という合言葉のあった我が町ですが、タケノコはスーパーなどには売っておらず、物産館などで高値で売っています。
という事で、自分で売るという手段は中々いい値で取引できる可能性を秘めています。
とはいえ、なかなかハードルの高いものであることは確かです。
しかし、無理ではありません。
私の場合は、野菜の無人販売所を家の前で作って販売していますので、タケノコもそこで売っています。
タケノコは珍しいモノですから、並べている途中から売れていきます。
「タケノコがあるときには連絡をください」
と声をかけてくださったお得意様がつきました。
お得意様がつけば、簡単に売ることができます。
知り合いや張り紙などを駆使して、自分で売る手段を獲得してもいいと思います。
気合いです。
会社員のタケノコ掘り事情
私は昼間、会社で仕事をしていますから、昼は掘れません。
仕事が終わって夕方に掘っても、買い取ってくれる人も工場もありません。
仕事の日にタケノコを掘ろうと思えば、朝しかないのです。
じゃんじゃんタケノコの伸びる4月上旬は、毎日早起きして仕事前にタケノコを掘りに行きます。
5時から6時半まで。掘ってる時間は1時間半ですが、移動時間、売る準備など合わせて2時間強。
家の前で売れそうな良いタケノコを何本か無人販売所に並べて、13時ごろに引き上げて工場に全部持って行って買い取ってもらいます。
これで、はじめの頃は5,000円くらいになっていましたが、日に日に安くなってしまいます。
それでも、野菜を売るより収入になりますから、頑張って掘る甲斐はあります。
日に日に、世間にもタケノコが出回りますから、家の前の無人販売所も売れ行きは悪くなっていくわけです。
体力づくりと思って頑張る
タケノコ掘りは、大変な作業です。
色々と農作業をしてきましたが、タケノコ掘りが一番きつい作業と言ってもいいでしょう。
しかし、このキツさが体力づくりになります。
毎朝2時間、タケノコ堀りをしていると、疲れますが体力は相当付いてきました。
お金も入って体力も付いて、一石二鳥です。
毎年のタケノコ掘り、体力づくりと思ってこれからも頑張りたいと思います。
新しく立てる竹を考える
タケノコを産む竹は、5年ものまで。それ以上古いものは、切り倒して新しい竹と入れ替えた方が良いです。
ということで、タケノコを全部取ってしまうのではなく、立てたい場所に生えてきたタケノコは、竹に成長させるのが良いです。
ただ、タケノコを栽培するために良いとされる竹の量は、非常にスカスカです。
これは、地表に日が届くようにするためと、風の通りを良くするためです。
竹はどんどん切った方が、刺激になってタケノコの量が増えると言われています。
私の場合は、タケノコの買取価格がかなり下がってしまってからは、しばらく取らずに置いておいて、必要な竹を残して他は切り倒すようにします。
まとめ
4月上旬、掘りきれないほどのタケノコがじゃんじゃん出てきます。
もうこの時期になると、質がどうとか言ってる場合じゃない。
体力と気力の続く限り、タケノコを掘って売りまくります。
最終的には、重さがものを言いますから、デカくて質が悪くてもガンガン掘って、運び出します。
私の場合は早朝の2時間、掘って売っていますが、新聞配達のバイトと比べて割のいいバイトと思って頑張っています。
タケノコ堀りを頑張るみなさん、4月のタケノコ掘り、大変ですが頑張りましょう!
コメント失礼します!
最近、竹林の山を手に入れました!
山の状況は手付かずの状態ですが、来年に向け間引きしまいのですが、どのくらいの感覚で間引けばよろしいでしょうか?
また、全部切ってしまうのはどうなのでしょうか。