ポケモンHOMEは「すべてのポケモンが集まる場所」をコンセプトに歴代のポケモンたちをクラウド上に預けて、新しいソフトでも一緒に旅ができるサービスである。
しかし、歴代のポケモン達はそれぞれの時代のゲーム機の中で活躍してきた。
ということは、ゲーム機が異なる状況の中で、ポケモンHOMEへ送ったり引き出したりできるのだろうか?
過去作のゲーム機と併せて振り返ってみようと思う。
ポケモンHOMEの2つデバイス、「ニンテンドースイッチ」と「スマートフォン」
ポケモンHOMEは第八世代と呼ばれるポケモンの分類となる。
第八世代には「ソード・シールド」があるのだが、これらのソフトを使うことができるのは「ニンテンドースイッチ」である。
ポケモンHOMEはニンテンドースイッチからWi-fi接続下でダウンロード可能。
それともう一つは、スマートフォンのアプリもダウンロードできる。
当然一つのアカウントで同期してくれるので、スイッチからもスマホからもアクセスが可能ということだ。
ただし、スイッチとスマホでできることが異なるので注意してほしい。
スイッチとスマホでできることが異なる
ポケモンバンクからポケモンHOMEへポケモン達を連れてくる際には、スマホ、スイッチどちらからでも可能ということだ。
ただし、ポケモンバンクは「ニンテンドー3DS」以降のサービスである。
ニンテンドー3DSから専用サーバーへ預けたポケモン達を、スマホ・スイッチからも専用サーバーへアクセスして連れてくることができる。
注意してほしいのは、ポケモンHOMEに一度連れてくると、もうもとに戻すことができないという点である。
まだ、「X・Y」や「サン・ムーン」など過去作をプレイ中の方は、ポケモンバンクからホームへの引っ越しは、プレイし終わってからが良さそうだ。
ポケモンバンクのデバイス、ニンテンドー3DS
もう前述してあるが、ポケモンバンクの使用デバイスは「ニンテンドー3DS」だ。
ポケモンバンクが直接使えるソフトは第六世代の「X・Y」「オメガルビー・アルファサファイア」第七世代の「サン・ムーン」「ウルトラサン・ウルトラムーン」である。
これらは直接ポケモンバンクへアクセスして、ポケモンの出し入れが可能。
同じ第七世代の「レッツゴーピカチュウ・レッツゴーイーブイ」は、ニンテンドースイッチにゲーム機が移行しているため、ポケモンバンクは使用できなかった。
ニンテンドーDS
第五世代は「ブラック・ホワイト」「ブラック2・ホワイト2」の4つのソフトだが、こちらのポケモンをポケモンバンクに預けることは可能だ。
ニンテンドーDSからは、ポケムーバーを使用してポケモンバンクへ預けることになる。
ただしポケムーバーは逆にポケモンを連れ帰ることができないので注意してほしい。
第四世代は「ダイヤモンド」「パール」「プラチナ」「ハートゴールド」「ソウルシルバー」であるが、こちらもニンテンドーDSのソフトである。
ただし、ポケムーバーを使用することはできないので、ポケモンバンクへ行くことは事実上できない。
ゲームボーイアドバンス
第三世代「ルビー」「サファイア」「エメラルド」「ファイアレッド」「リーフグリーン」であるが、こちらはゲームボーイアドバンスのソフトである。
第三世代からは、現在のところポケモンホームへポケモンを預けることはできない。
ゲームボーイカラー
第二世代「金・銀・クリスタル」こちらは、バーチャルコンソール版という復刻版で、ニンテンドー3DSでプレイすることができるため、ポケムーバーからポケモンバンクを経由して、ポケモンホームへ預けることができる。
ゲームボーイ
第一世代「赤・緑・青・ピカチュウ」初代ポケモンだが、当然直接ポケモンホームに行くことはできない。
しかし、こちらもバーチャルコンソール版として、ニンテンドー3DSで復活している。
ここで捕まえたポケモンは、ポケムーバー、ポケモンバンクを経由してポケモンホームに行くことができる。
まとめ
ということで、これまでのポケモンとゲーム機の歴史を見てきた。
ゲーム機をそれぞれ新発売される度に買い直さなければならないハードルの高さもあり、子供の頃にポケモンをやった子供たちもどこかのタイミングでポケモンの旅をストップしてしまっていると思う。
大人になり、またスタートした人も、スタートしていない人も、ポケモンの歴史を同世代の人と話せば盛り上がること間違いなし。
ポケモンホームで歴代のポケモンを復活させて使うことができるため、しばらくしまいこんでいたポケモンを取り出して、再び一緒に旅するなんて素敵なことだと思う。
ポケモンホーム配信1ヶ月は、ポケモンバンクもポケムーバーも無料で使えるキャンペーンがあるため、お得に引越しすることも可能である。