人間は感情の生き物。感情を大切にすれば人間関係は円満に

人が生きていく上で、正しいとか正しくないとか、そういったことでトラブルになることは少ないような気がします。

人は感情を害されて怒ります。

人を怒らせてばっかりいる人がいますが、その人は相手の感情よりも、自分の意思を通そうとしているのです。

そして怒らせる。

言い方1つで状況は大きく違ったものになったという事も多いですし、余計な一言を言わなければ良かったという事で世の中溢れています。

論理的に、とかそんな事は人間関係にとって関係ないのだと思うのは私だけではないでしょう。

人は感情で動いている

人は行動する生き物です。

動機が何であれ、行動しています。

その行動は、非常に論理的に、理にかなった形で実行されていると本人は思っています。

しかし、本当は感情で動いているのです。

その最たる感情が

「モテたい」

ではないでしょうか?

結婚する前は、あらゆる行動の全ての根底に

「モテたい」

がありました。

感情に併せて、本能的な欲求も含まれているのでしょう。

そんな感情で行動を決めていました。

(本人は決してそう思ってはいませんが。)

他人からの評価を恐れる人間

他人から、◯◯ですね。

なんて言われようものなら、+のものなら喜びますが、マイナスの評価なら傷つき気にします。

良い意味で言われたことも、深読みして悪い意味で取る人もいるから厄介です。

そう、人は人の評価をするのはいけないことなのかもしれません。

評価は自分でやっていますし、自分のイメージを持ちながら人は生きているので、良い意味でも悪い意味でも、評価はすべきではないと思います。

評価することで、人間関係に傷がつくのです。

余計な一言を言わない

「歳とりましたね」

「太りましたね」

「疲れてますね」

など、余計な一言で人は傷つきます。

その傷は、一生消える事はないでしょう。

ずっと心に残る言葉として残り続け、恨みを買う事でしょう。

そう、余計な一言とは「相手への評価」です。

その評価はあなたの主観です。

決して客観的な評価にはなりません。

そのあなたの主観の一言は、絶対に余計な一言です。

逆に質問形式で声かけすれば、余計な一言にはなりません。

「最近調子はどうですか?」

「元気ですか?」

「良い事ありましたか?」

人は自分で自分の評価は逐一しているものです。

その自己評価を聞いてみましょう。

そうする事で、相手を理解し、相手もあなたの事を信頼してくれるようになります。

人は、自分の情報を渡した人を信頼するという面があるのです。

多くの情報をもらえばもらうほど、信頼ももらうことになります。

相手の感情を害してしまった場合

意図せず、相手を怒らせてしまった場合には、素直に謝ることが大切です。

「ごめんなさい。」

その一言で、人間関係はまた、やり直せるものです。

「俺は悪いことは言ってない」

「俺は正しい」

と言って、謝らないことも多いかもしれません。

しかし、人間関係は正しいとか、論理的にとか、そんなものではないのだというのがこの記事の主旨です。

相手の感情を害してしまうことが悪なのです。

相手の感情を害してしまったら、自分が正しいと思っていても、

(感情を害してしまったことに対して)「ごめんなさい」

を言いましょう。

つまらない戦争は、早く終わらせるに限ります。

相手から評価をもらって頭にきた場合

自分が余計な一言を言わないのは気をつければできますが、相手からもらう余計な一言は、やっぱり感情を害されて頭にきます。

その時に私がやっている方法は、「かわいそうな人だ」と相手を見下すことです。

良い方法ではないような感じがしますが、幼い子供から何を言われても腹は立たないですよね。

幼い子供は、絶対的に自分が上にいるので、腹が立たないわけです。

そして、同等の立場だと思うと人は腹が立つわけです。

夫婦げんかなんてものは、夫婦が同じレベルにいるからけんかになりやすいわけですね。

そこでオススメなのは、良い方法かどうかは別にして、同じレベルにいなければ腹は立たなくなりますから、相手よりも自分が優位な存在だと自分を評価してやりましょう。

そうする事で、腹は立たなくなり、そんな余計な一言を言ってしまう相手を同情してあげられるようになります。

そんな一言を言う人は、人間関係で苦労の絶えない人に違いありませんから。

感情はコントロールできる。

人は感情で動く生き物だと書いてきました。

そして、相手の感情を害する事で攻撃を受け、相手からの余計な一言に腹を立てる。

それが人間関係のトラブルの大まかなところだと思います。

その人間の存在そのもののような感情ですが、その感情はコントロール可能だということを理解しておきたいです。

感情がコントロールできれば、不必要に怒ることもありませんし、人間関係を円満に保つこともできそうです。

できることは、自分の感情のコントロール。

それが上手にできるようになれば、人生が生きやすい舞台に変化するかもしれません。

まとめ

人は感情で動き、感情を害されて腹を立てる。

論理的に正しいとか、間違っているとか、そんな事は人間関係には関係ないという事です。

つい、人間関係は難しく考えてしまいがちですが、実際には「感情」の一言に尽きます。

相手の感情を大切にしてあげることが、相手を大切にする事と言えるかもしれません。

以上、コールが考える「人は感情で動く」でした。