今回の春じゃがいもの栽培は、マルチ無しで挑戦しています。
土寄せや、追肥などをしやすいので、土を露出させておきたかったのです。
そしたら、
ガンガン草生えてくるー!
そして、
仕事が忙しくて、なかなか雑草取りや土寄せできないー。
となりまして、大人しく黒マルチを張っとくべきだったなと、思う今日この頃です。
黒マルチを張るべきだった
黒マルチを張っておけば、雑草はもちろん取らなくても大丈夫ですし、土寄せもしなくてかまいません。
土が雨で流れるのを、マルチビニールが防いでくれるからですね。
じゃがいもが日光に当たってしまう心配もありません。
今年は遅霜にやられてしまいました。
我が住まいの鹿児島県、南国の暖かいイメージがありますが、意外と寒いのです。
マルチには保温効果もありますから、マルチをしておけば、もっと被害を少なくできたのかなと思います。
ただ、少し葉が枯れてはいますが、収穫に問題はないそうです。
じゃがいもにとってダメージはあるとは思いますが、そこまで気にしなくていい。
じゃがいもたちの生命力はパワフルです。
芽かき
じゃがいもの芽はたくさん出てくるものもあります。
芽が沢山出て、栄養が分散してしまうと、実が大きくなりません。
程よくじゃがいもに栄養が行くために、芽を2〜3つ残して、細く発育の悪いものから取り除きましょう。
芽かきのポイントは、埋まっている種芋が動いてしまわないよう、株の根元を左手でしっかりと押さえて、右手で芽を引き抜きます。
じゃがいもがかわいそうな気がしますが、ガンガン取って大丈夫です。
弱るどころか、株はより元気になります。
ちなみに、芽かきをした芽は、他の場所に移植すれば根付いて芋を収穫することができます。
収穫量が増えて、お得です!
土寄せ
じゃがいもは日光に当たると、毒を持ちます。
緑色に変色し、ソラニンやチャコニンという毒を作り出してしまい、食べられなくなってしまうのです。
そんな事にならないように、土を根元に寄せるわけです。
土が根元にたっぷりかけられると、芋がなる場所も増えますから、収量アップも期待できるのです。
この土寄せを、たっぷりしようと思い、マルチをあえて張らなかったわけなのです。
ただ、土寄せする前に草取りをせねばなりません。
忙しい兼業農家には、マルチが必要でした‥
今年は頑張って土寄せします。
せっかくなので、たっぷりと。
追肥
芽かき・草取り・土寄せが終わったら、追肥をします。
カリの多い肥料が、じゃがいものデンプンの質を高めてくれるのだとか。
カリとはカリウムのこと。
草木灰、つまり草や木を焼いた灰を撒けば、カリを多く与えることができる。
ただ、草木灰はアルカリ性の強い肥料になります。
アルカリ土壌では、じゃがいもはそうか病になりやすく、やりすぎには注意が必要です。
無難に、カリの多い化成肥料をまくのも良いかと思います。
‥以上、じゃがいもの世話・管理について書いてきました。
ただ、この作業、
黒マルチを張れば、芽かき以外しなくてかまいません!
(°▽°)
去年は透明マルチを張って作りましたが、雑草が生えて生えて大変でした。
結局、雑草は取りませんでしたが。
今回は実験的に、マルチを張りませんでしたが、この記事を読んだ方は黒マルチを張った方がいいかと思います。
ほぼほったらかしで大丈夫ですから。
来年は、黒マルチを張って、記事を書く予定です。
あとは、収穫を待つばかりです。
5月の終わり頃の収穫を考えています。