薄毛、抜け毛は中高年になれば男女問わず心配事の1つになるであろうと思う。
年齢だから仕方ない、と諦めるのはまだ早い。
髪の毛もキチンと手入れをすれば保つことはできる。
日々の努力をし続けることが、若い体を維持するのだ。
髪の毛の抜ける原因
髪の毛は成長期→退行期→休止期というサイクルを経て抜け落ちていく。
この間は2年から5年であると言われている。
ということは、髪の毛は長くても5年経てば抜け落ちて生え変わるのである。
髪の毛が抜けるのは当たり前の事なのだ。
普通は毎日100本ほどの髪の毛が抜け落ちると言われている。
コール
薄毛になる原因
薄毛になる原因は、この髪の毛のサイクルがキチンと回らなくなるのが原因と考えられている。
要するに髪の毛が生えても太くならずに抜け落ちてしまう。
薄毛の人の頭を観察してほしい。
薄毛の人も髪の毛は生えている。しかし、太さが太くならないのだ。
太くならずに髪の毛が育たないため、地肌が見てえハゲているように見えるのである。
髪の毛に栄養を与える
髪の毛にしっかりと栄養が行き渡れば、髪の毛は太く育つ。
では、植物と同様に肥料を頭に撒けばいいかと言えばそうではない。
髪の毛に栄養を与えているのは、血液なのだ。
血流の悪さが髪の毛の栄養を行き渡らなくしている。
頭皮の健康が髪の毛の健康
農業にも言える事だが良い土壌なくして、良い作物は育たない。
良い頭皮無くして、良い髪の毛は有り得ない。
子供の頭皮
子供の頭皮を触ったことがあるだろうか?
子供の頭皮の柔らかいこと。
頭皮とは、もともとはこんなにも柔らかいのだと驚かされる。
子供の頭皮を触った後に自分の頭皮を触ってみてほしい。
何と薄く固い事かと。
これほど変わってしまうのが頭皮の真実なのだ。
子供の頭皮からは、真っ黒く太い髪の毛が生み出されている。
薄く固い頭皮こそが、薄毛や白髪の原因なのだ。
頭皮マッサージ
頭皮を動かして柔らかくしてあげる事で血流は改善する。
できるだけ動く限り大きく動かすのがコツである。
1日に36回揉むことがちょうど良い量だと言われているが、それは別の記事にまとめているので、そこで確認してほしい。
シャンプーの時
髪の毛を洗うときにも気をつけたいことがある。
髪の毛に泡をつけて、毛先だけを洗って終わりではないだろうか?
頭を洗うときには、頭皮を洗うことを意識してほしい。
頭皮を洗わなければ、油が毛穴に詰まってしまい、新しい髪の毛が生えてくるのを邪魔してしまう。
農業で言えば、草取りの作業に近いだろう。
髪の毛が生えやすいように、頭皮の油はしっかりと落とすことが大切だ。
洗い方のコツとしては、頭皮を指の腹でギューッと押しながら、頭皮をもみ洗いすること。
頭皮から油を絞り出すように洗うことで、毛穴の奥に潜んでいる油も落とすことができる。
洗いすぎると髪の毛を痛めてしまうので、やりすぎないように程々を心がけて。
髪の毛は2回洗うのが効果的
髪の毛に同じ量のシャンプーを使って同じ時間洗っても、1回と2回洗うのでは、2回の方が洗浄は格段に良くなるそう。
2回に分けて髪の毛は洗うようにしたい。
シャンプーの種類
シャンプーにはいろいろな種類がある。
ただ、シャンプーの質にはそこまでこだわる必要は無いのではないかと思う。
油の量が多い人は油をよく落とすものを使うのも良いとは思うが、大切なのは頭皮をよく揉んで洗うこと。
シャンプー今回の記事ではシャンプーについてはこだわらないということで。
続けることで効果がじわじわ出る
何事もそうだが、続けなければ意味はない。
一回だけ頭皮を揉んで洗ったところで、髪の悩みは解決されない。
大事なのは、この先の人生ずっと、頭皮を揉んで頭を洗い続ける気持ちを持ってほしい。
中年以降になれば、頭皮は揉むのが当たり前なのだ。
そうしなければ、ハゲたり白髪になったりしてしまうのだから、手間としてはそんなに難しいものではない。
1人でも髪の毛の悩みが減るように、今日から頭皮を揉んでほしい。