タケノコ掘りは、いかに品質の良いタケノコを見つけて掘り出せるかが重要です。
大きくなってしまえば、品質が落ちて、高値で取引されなくなってしまう。
地表からちょっとだけ頭を出したタケノコを発見できるかが勝負の分かれ目です。
今回はタケノコを効率よく見つける方法を書いていきます。
タケノコの姿を知ってますか?
タケノコがどんな姿をしているのか、分からなければ見つけることはできません。
タケノコの頭は、大きくなると緑色になりますが、小さいうちのタケノコは茶色です。
大きくなったタケノコの姿
大きくなってしまったタケノコ。
頭は緑色になり、大きくなってますから、すぐに見つける事ができます。
ここまでなると、三級品、または外として取引されてしまいます。
もっと前の小さい頃に見つけたかったですね。
小さいタケノコ
こんな感じなのですが、どアップの画像でも分かりにくいですね。
しかし、2cmほど地表に出ていますから、足で踏めば分かる程度になっています。
これも、大きく育ちすぎている方です。
僕の竹山もまだまだ発展途上の山ですが、ツワモノ達は、タケノコが頭を出す前の地面のヒビでタケノコの存在を見つける事ができるそうですから、頭が下がります。
タケノコの生えやすい場所
小さい頃のタケノコの姿は確認してもらえたと思います。
今度は、タケノコが生えやすい場所というものもあります。
闇雲に歩いて探しても、見つかる可能性は低いでしょう。
日当たりの良い場所が早く出る!と言われていますが、どうも日当たりだけではないようです。
水がある場所にタケノコは良く出る!
タケノコは、日当たりよりも、水の多いところで良く出るようです。
タケノコを切り出した時の切り口からは、多くの水が出てきます。水の含有量が多い証拠です。
そして、日当たりだけの場所には、あまり多くタケノコは出てきませんから、水がタケノコには多く必要なのだと思います。
土手の下に多く出る
最近は土手の下の部分に、多く出ています。
なぜか?
なぜかはわかりませんが、うちの山の形状は上の図のような感じになっていて、土手の下の部分で多く出ています。
土手の中腹に降った雨は、土手の下まで流れてきますから、水の多い場所ではあります。
でも、小川の脇にタケノコが出るかというと、そうでもありませんから、水の絶妙な量というものがあるのだと思います。
山のくせを知る
山は様々な形状をしていますから、同じ山は2つと無いといっていいと思います。
その形状の異なる山ですから、山のくせというのは必ず存在しています。
山のくせを知り、早い時期にも出やすいところを知る事で、早期からタケノコを見つけられる率は高まるでしょう。
不純物を取り除きながらタケノコを探す
小さい頃には、葉っぱや草の下にすっぽり隠れてしまうタケノコですから、やはり不純物は無い方が探しやすいですね。
そんな山の不純物を取り除くのにいい道具はこれ!
これで葉っぱや草を集めながらタケノコ探しをすれば、どんどんタケノコを探しやすい状態になります。
ただ、不純物は山の肥料にもなりますから、全く取り除いてしまうのも考えものです。
時期によって収穫時期には取り除いて、冬前にはわらを敷いたりもするようですから、状況によって使い分けると良いでしょう。
まとめ
小さいタケノコを見つけるポイントを書いてきました。
タケノコは、山の整備が収量を左右しますから、日頃の整備が必要なのですが、出やすい場所を探しやすい状態にすることで、早期のタケノコを見つけることも可能です。
頑張ってタケノコを掘って、臨時収入をゲットしましょう!