共済系の保険は、保険料が定額でわかりやすく、年齢が満18歳〜満64歳までの方なら誰でも加入できるのが魅力の保険です。
安い保険料で、保証が充実しているので、サッと入れて新婚当時は助かりました。
コープ共済に関しては、妻の妊娠中でも加入でき、帝王切開に備えて妻はいそいそと加入し、初めての出産を安心して迎えられたのも本当にありがたかったです。
そんなお世話になった共済の悪口を書くつもりはありませんが、ずっと入っておく保険ではないのかなと気づいたので記事にしてみたいと思います。
都道府県民共済・コープ共済など、安い共済系の保険に加入中の30代・40代くらいの方は、この機会に保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
メリットは何と言っても安さと保証の広さ
県民共済
入院だけでなく、通院や死亡、後遺障害などにも備えられ、しかも月々2,000円でこの保証を手に入れられます。
ここまでの保証は、他の保険会社にはありません。圧倒的な安さと手厚い保証です。
分かりやすくて加入もスムーズ、しかも安い。
お金の無い頃のファースト保険には良いものだと思います。
コープ共済(たすけあい・女性)
コープ共済は、女性の味方の保険だと言えるでしょう。
妊娠中でも加入でき、その出産時に帝王切開になっても保証してくれます。
妊娠中の急いで出産に備えるには、とても良い保険です。
しかしながら、欠点が有るのも事実。
共済系保険のデメリットを見ていきましょう。
デメリットは保証が人生の途中で終わる
人生は100年の時代になりつつあります。
私たちは100年生きる可能性があるのです。
そんな時代に、現行の共済は60歳や65歳までの保証で打ち切られています。
その後も保証料の低くなった保険商品が用意されていますが、それもドンドン安くなった上に85歳までで保証は終わってしまいます。
100年生きるとして、残りの15年、無保険期間を迎えます。
本当に入院や医療を必要とするのは、80歳を過ぎてからです。
高齢になれば無理して働くことも難しくなり、頼るものがなくなってしまうのです。
このことは、本当に危ないのです。
保険見直しのファーストステップまずは終身医療保険に加入を
県民共済やコープ共済に加入し続けてきた方は、この記事を読んで、すぐに保険を乗り換えたくなるかと思いますが、冷静にいきましょう。
まずは、一生涯保証される入院料をゲットしましょう。
入院料は自分で払わなければいけません。
入院保険の保険料は自分に給付されます。
一生涯保証される保険の名前は、終身◯◯保険です。
終身◯◯保険=一生涯保証です。
逆に言えば、他の保険はいつかは保証が終了する保険です。
子育ての間だけ保証があれば後は必要ないよ!
という方は定期保険や共済系の保険でも構わないかと思いますが、人生100年時代では入院保険だけは一生涯保証があれば安心かと思います。
とはいえ、頼りになる県民共済・コープ共済
コープ共済は妊娠中でも入れます。その時の帝王切開にも対応してくれます。
このことで、私たち夫婦が助けられました。
結婚から出産まで時間が無く、保険を備えておく余裕なんてありませんでした。
そんな状況の妊娠でしたから、コープ共済は帝王切開に備える共済として有り難かったです。
県民共済は早いことで評判が良く、共済掛け金も1000円、2000円と切りがよく分かりやすくて簡単でした。
新婚当初は余裕がなく、保険を考える余裕なんてありませんでしたから、県民共済は簡単で分かりやすくて良かったです。
だから、腰掛け用の保険といっては失礼ですが、とりあえず共済に入って、その後に保険を充実させていく必要があるかと思います。
他の保険に加入して老後に備えつつ、共済系の保険にも入っておいて、60歳までの保証は安く充実させておくのも良い手ですね。
保険の考え方は「つみき」
保険は様々な保険を積み上げていくイメージが良いかと思います。
まずは私たち夫婦がお世話なった共済に加入し幅広く死亡から入院・手術に備えます。
その次のステップとして、終身医療保険に加入して一生涯、入院や手術の保証を獲得します。
共済系の保険の良さは、幅が広く死亡保険金や入院、後遺障害・通院にも対応してくれますから、終身◯◯保険に加入を終えて、余裕が出てきてから共済系の保険を解約しても良さそうです。
次のステップは終身ガン保険・3大疾病保険・死亡保険など
一生涯保証の入院保険に加入して、不てん補期間が90日など経過して、しばらく経った後は、ガン保険などの保険に加入する方向でコールさんちは考えています。
コール自身は、くも膜下出血の家系ですので、3大疾病の終身保険に加入をしようかなと。
その他、死亡保険など様々な保険を考えながら自分らしいアレンジを利かせていきましょう。
しかし、くれぐれも保険で生活苦にならないようにしなければなりません。
保険はあくまでも保険ですから。
まとめ
話が逸れていきましたが、県民共済やコープ共済など加入しやすく、保証が幅広い共済系保険は、保証が60歳くらいで打ち切られる場合が多いため、単独でずっと入っておくと老後に無保険になってしまう可能性がありますよ。
ということを書いてきました。
子育ての間だけで保険は大丈夫。という方は県民共済などはメリットの多い保険です。
しかし、本当に入院や病気・骨折など病院へ行って治療が必要になるのは80歳くらいからなのです。
その、80歳以降の備えを今からしていきましょうよ!
ということです。
30代からスタートすれば、月々は低い掛け金で手厚く一生涯の保証を手に入れることも可能です。
歳をとってから、しまった保険に加入できない!となっても遅いです。
まだまだ保険は必要ないと思う頃からスタートした方がいいですね。
以上、参考になれば幸いです。