人間関係は難しい、と思う時もあるかと思います。
悩み事の多くは、この人間関係に原因があると言われています。
さらに、人間関係の問題の原因は、コミュニケーション不足が根本原因なのだとか。
人と話をするのは、あんまり得意じゃないなぁ〜。
難しく考える必要はありません。ちょっとした心がけで、人はコミュニケーションをうまく取れるようになるものです。
①わかってるはず、は禁物
以心伝心。
あうんの呼吸。
暗黙の了解
などなど、言葉で伝えなくても、心が通じ合っている状態を表す言葉ですが、こうなる事が人間関係や夫婦の理想のようなイメージがあります。
ですが、人間そんなに言わなくても分かるような関係には何十年連れ添った夫婦でも、なかなかなれないと思います。
毎日の仕事や生活、「いつもの」的なやつであれば以心伝心的な呼吸は通用すると思いますが、日々変化する状況の中で、言葉が無くても相手の状態を分かるほど、人間は万能ではありません。
言葉で伝えなければ、絶対に理解し合えない。と心に刻みましょう。
言われなくてもわかるでしょ!とか、よく言われるんだけど、分かるわけないよな。
当然伝えてもらえなければ、分かるわけないのです。分からないから、伝えてほしいと話してください。
②分かりやすく伝える
「あれをとってきて…」
「それのいちばんあっちの…」
全く分かりませんね。でも、こんな言葉をよく聞きますし言われたりもします。
「?」
と思いますが、こんな事でイライラしてはいけません。
伝え方は上手な人とそうでない人が存在しています。
伝え方が上手くない人の言葉は、質問をしながら理解できるまでコミュニケーションを続けましょう。
「あれっていうのは、キッチンのこと?」
「その話は、昨日のこと?」
逆に、自分が話す時には伝わりやすい言葉を選んで話すようにしましょう。
伝え方を気をつけるだけで、人間関係は劇的に改善するものです。
伝え方のポイント
「いつ・どこで・誰が・どうした」
といった基本的な部分の要素をハッキリと伝えることです。
「転んだんだよね。」
という言葉では自分が転んだのか、誰が転んだのか分からないです。
「さっき、風呂場で○○さんが転んだよ」
と言えば、キチンと情報は伝わるはずです。
誰が、の部分だけでもはっきり伝えるだけで、伝わりやすさは格段にアップしますよ。
③理解しようと思う気持ちを持って
コミュニケーションとは、相手を理解するために行うことです。
人は誰かに理解してほしいと思う動物なのです。
根本的な欲求に理解されたいと欲しています。
そのためにも、コミュニケーションは大切なことです。
ただ、先程も書きましたが、人は簡単には理解し合えません。
理解しようと努力する事が必要です。
相手の言葉をよく聞く事が必要です。
コミュニケーションは口を開く事だけではなく、耳を相手の言葉に傾ける事も大事な事です。
人とつながり合うことは楽しい
会話をしていて、楽しい気持ちになる事があります。
相手のことを理解できて、自分のことを理解してもらっていると思う瞬間、とても楽しい気分になります。
人は人と関わり合うことでしか、喜びあえないものなのかもしれません。
コミュ障という言葉が、一時ありました。
最近、若い子に会話が成り立たない子が増えている気がします。
スマホやゲーム・ネットなど1人で完結してしまうものが増え、歩きスマホで女子高生が3人無言で歩いて帰っていました。
コミュニケーションは楽しいものなのに、楽しみを失っていて、残念に思います。
コミュニケーションの基本はあいさつから
コミュニケーションが大事だよ!と急に言われても、いきなりコミュニケーションがうまく取れるわけではありません。
話すのが本当に苦手な人はいます。
まずは、あいさつをすることから始めてはいかがでしょうか。
「おはよう」
「お疲れ様です」
「ただいま」
簡単な言葉ですが、声を掛け合うことは立派なコミュニケーションのうちです。
あいさつくらいならできそうかも。
大きめの声であいさつを心がければ、人間関係がうまく回り始めますよ。
まとめ
仕事や学校、結婚や夫婦生活など、さまざまな場面でコミュニケーションは大切なものです。
ちょっとした一言で、人は救われ、関わりは深まるものだと思います。
一緒に顔を合わせて同じ時間を過ごさないといけないわけですから、どうせなら楽しく仲良くいきたいものです。
心がけと、少しの勇気がコミュニケーションを成長させてくれます。
今日から隣の人と、コミュニケーションを意識してみてはいかがでしょうか。
また違った人間関係を築くことができるかもしれません。