自転車で旅すると、一生の宝になる瞬間があります。
世界旅行をするなら、体力に自信があるなら、(体力に自信が無くても) 自転車旅行をオススメします。
現地の人と仲良くなれますし、いろんな発見があります。
しかし、ハードルが高いのもまた事実で、いきなり荷物を積んで、海外へGO!
なんてやったら、間違いなく死にます。散々人に迷惑かけるので、それはやめましょう。
一つ一つ、レベルアップしていくことが大切ですね。自転車旅行のファーストステップ
自転車旅行を始める為に、ネットなどで情報を集めて備品を一つ一つ買い始めるのはやめましょう。
間違いなく無駄な物を買って損をします。
ネットの正しいのか正しくないのか分からない情報を集めて、僕は備品を買い始めました。
多分30万円を超えるお金を使ったかと思いますが、余計なものもたくさん買って、使わないまま蔵の中にあるものも多々‥
折りたたみテーブルとか買いましたから。
マジでいらないです(笑)
便利であることに間違いはありませんが。
自転車旅行を始めるなら、まずは休日に1万円ほど財布に入れて、リュックにおやつと飲み物を入れて、20km先の目的地に行きましょう。
必要なものが、少しずつ見えてきますよ。
自転車旅行のセカンドステップ
リュック自転車スタイルから一歩進んで、1泊旅行を計画しましょう。
春や秋など寒くも暑くもない時期が良いですね。
野宿をするスタイルを選ぶなら、キャンプ場を選びます。
遠くはない場所で大丈夫です。
この段階では、自転車のリアキャリア(荷物を積む後ろの荷台)を取り付けて、後ろのパニアバック(後輪部分のサイドバック)、テント、寝袋は準備が必要です。
ガスボンベで使用できるこれは便利そうですね。
家から30kmほどの道のりを経て、キャンプ場で1泊します。
家に帰る頃には、レベルアップしている自分がいることでしょう。
この段階では、自転車を漕いで、テントを張って休む事になりますから、チャリダーの生活を感じます。
これを経験する事で、必要な備品を買い始めても、余計な物は買わなくなるでしょう。
間違いなくテーブルは買わないですね(笑)
チャリダーの最終段階
野宿をする場合は、本当に野宿します。
2泊3日くらいしたいですが、これまでは家と目的地を往復する感じだったと思いますが、3日あれば、三角形を描いて進むことができます。
距離は短くて大丈夫です。
100km漕ごうと無理すると、いい野宿場所を探せなくなる危険が高いです。
体力は旅に出れば自然と付いてくるので、今は1日30kmほどで留めておきましょう。
野宿のコツ、教えます。(野宿の場所選びのポイント)この段階では、調理器具や水を積む為の装備が必要になります。
米や食料の調達、着替え、スマホの充電器、カメラなど、本当に旅に出るスタイルを確立する段階です。
足りない物を書き出して、旅に出ても大丈夫な様に準備しましょう。
これだけやれば、自信を持って旅をスタートできますよ。
やっておきたい準備etc
飛行機に自転車を積む練習
自転車は飛行機に手荷物として運ぶことができます。
これが、他の乗り物にはない自転車旅行の強みだと思います。
ただ、そのままでは積むことはできず、ダンボールに梱包する必要があります。
ダンボールは自転車屋さんに頼めば、もらうことができます。(有料の場合もあり)
練習の段階では、実際にダンボールに梱包する必要はありませんが、一度、前輪と後輪を外し、ペダルを外して小さくまとめてみることはやっておいた方がいいです。
空港で何度もやりましたよ。梱包。
夕食の準備を野営でやる
野宿で調理をする場合、キャンプ用のフライパンや鍋のセットだけでは不十分で、僕は小皿を3つ程買い足して、セットの中に入れていました。
自分のスタイルを確立する上で、回数は大切ですので、何度か練習していたいものです。
まとめ
何事もだと思いますが、小さく始めることが大切ですね。
いきなり始めようとすれば、無理が生じます。
まずは、手の届く範囲、確実にできるところから始めましょう。
損をして、失敗して、人は学ぶ存在だとも言いますが、この記事を読んで、僕の失敗を活かしてくれると嬉しいです。
間違えてもテーブルなんて買わないでくださいね。